2025年8月14日木曜日

お好み焼きと思考の高め方、ほんまに奥深いで

 


お好み焼きって、作り方がめっちゃ奥深いねん。関西人やさかい、ちょっと口出したくなるんやけど、ほんま奥が深いんよ。大きく分けたら関西風、関東風、広島風の三種類や。関西風と関東風は、具と生地を混ぜる「混ぜ焼き」が特徴や。キャベツはみじん切りにして、生地と具がよう混ざるようにするんやけど、関西風は生地少なめ、関東風は多めって違いもある。広島風は生地を薄うのばして、その上に具材をのせる「重ね焼き」。ひっくり返すときに散らばらんよう、キャベツは長めの千切りがええんや。


昨日、気合い入れて作ったんやけど、、、大失敗や。キャベツを粗みじん切りにしたつもりが、2~3センチ角になってもうてな。鉄板の上でキャベツが飛び散りまくって、えらいことになってもうたわ、「さっぱりワヤヤ」や。豚バラも、いつもは最初に焦げるまで焼いてから生地のっけるんやけど、今回は生地の上に豚バラのせて、かつお節もパラパラ。味はまぁまぁやったけど、細かい違いで全然変わるんやから、料理ってほんま面白いわ。

オイラが料理好きなんは、料理作りたいときだけ作るからやと思うワ。気が向いたときだけ手を動かす、そんなんがええんや。実は、手軽に達成感を味わえる単純作業の皿洗いも好きやで。これもまた、ちょっとした「作業の楽しみ」やねんな。

このお好み焼きの話、実は思考の進め方に似とるねん。料理も思考も、試行錯誤を重ねて「失敗の幅を狭める」作業や。キャベツの切り方や長芋の量ひとつで完成が変わるように、頭の中で言葉や考え方を整理して試すことで、思考の精度が上がるんや。読書も同じで、文章を読むことで知識や語彙を頭に蓄え、整理する。そうすると、自分の考えを組み立てやすくなるんよ。

書くことは、その読解力をさらに深める最良の手段や。ただ、ハウツー本ばっか読んで、チャットで短文のやり取りだけして満足してると、老後も内容のない生活になってまう。文章の要約や作成を生成AIに任せきりにすると、料理で例えたら「材料を放り込むだけで味見もせえへん」状態や。自分で試行錯誤せんまま完成品を食べるだけやから、思考力も深まらんわ。

だから、料理も思考も一緒や。手を動かして、材料を考えて、試行錯誤して、自分で組み立てる。その過程を楽しむんがほんまに面白いんや。お好み焼きも、文章も、人生も、奥深さを味わうことが大事やねんな。わかってくれはりますか?

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