2021年11月29日月曜日

中学受験 国語入試で問われていること

 
チャーリーは分離不安障害 
そのくせ自分が王様だと思っているのでアンビバレントな分離不安症です

中学受験頻出作家が語る「国語入試で問われていること」【朝比奈あすかさんインタビュー】|VERY

配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/6f8792d584b8e1ba6c066ce16494a7cc663b68fa?fbclid=IwAR2cPZQKVpxImd99xPUIkSV2sU5vJft3rOQev1wJpc4BBCImLNq89uwWfuI

大学受験でも入社試験でもなく中学受験というのが驚きです。異文化コミュニケーションって、日本人がもっとも苦手とすることの一つでしょう。

「思いやり」と「弱いものを見下して自己満足を得ること」の違いが明確になっているか? 社会的に気の毒な人を救済しようとか保護しようという発想は、日本社会の根本であるパターナリズムに傾きやすい。大事なのは、助ける側と助けられる側との間に精神的な落差があってはいけないことなのです。

大人社会でもできてないことを小学生に教えるのは難しいと思う。小学生なんだから、自然を楽しむとか物の美を愛し味わうことから始めたらいいと思う。

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2021年11月25日木曜日

思考のフレームワーク

引き出しの中が空っぽだったりロクなものが入っていない場合、考える事ができない。
  • 環境問題
  • 教育の問題
  • 個と公共の問題
  • 文化と文明の問題
  • 異文化コミュニケーションの問題
  • デジタル化の問題
以上の問題は多くの問題のエッセンスと言えます。思考のフレームワークとして使えるのです。直近のアメリカと中国の気候変動に関する共同声明を考えてみましょう。

環境問題は全ての者の当事者意識と倫理観であり(教育の問題)、私的利益と公共の利益の相克です(個と公共の問題)。アメリカと中国は世界中で最も私的利益と公共利益のバランスが苦手そうな国家です。「譲歩」なんて一番できそうもない人たちなのです。一方、日本の譲歩は自己欺瞞の譲歩です(日本の近代化≒文化と文明の問題)。

SDGs(持続可能な開発目標)は地球環境の保全と経済的な成長とのバランスをいかにとっていくかです。一番大切なことは、SDGs は将来の世代への責務という発想です。子供や孫たちへの責任を考えるなら(世代間の公平性≒異文化コミュニケーション)、日本の現状を変えようとしない態度(事なかれ主義)は自らの責任の放棄と言えるでしょう。

ビジネスに目を転じてみると、企業の再生にも同じ発想が必要だと思います。ところが今の日本の多くの大企業は無責任極まりない。今だけ、金だけ、自分だけ、、、。自分で計画を立てず人まかせ(パターナリズム≒教育の問題)、自分でたてた計画でなく、振り返りもしないから責任を感じない。

ポストコロナは、日本人の生き方(≒文化と文明)を根本から見直す時だと思います。

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