2018年2月26日月曜日

カーリング藤沢選手 ~ メタ認知能力


藤沢選手の 「心に ‶もう1人の自分″ を宿すトレーニング」とあるのは「meta-cognitive ability」(高次認知能力)というもので、過度にスマホに依存する現代社会ではますます必要となる能力の一つです。藤沢選手はもう一人の自分から自分を客観視して、それをチームメンバーと共有するというったコミュニケーションを行っています。

「振り返りができる」というのは、高次認知能力があるということです。認知を認知するということはいくつになっても非常に重要なポイントです。一方、対極にあるのが「アスペルガー症候群」といわれるもので、高齢化社会の日本では街中がアスペルガーの老人で溢れかえる危険性に満ちています。

ibgノートのKPT(keep, problem, try)は日々「ふりかえる」ためのフォーマットです。

カーリング藤沢選手 活躍の秘密はメンタル鍛錬 ぶれない心で精密ショット
2/20(火) 6:05配信
北海道新聞
昨春からトレーニング
平昌冬季五輪カーリング女子日本代表・LS北見の奮闘を支えているのが、司令塔のスキップ藤沢五月選手(26)だ。試合の局面を変えるような精度の高いショットを決めるなど活躍中。昨春から始めたメンタルトレーニングで重圧に負けない精神力を身につけ、難敵に挑んでいる。(以下略)


2018年2月21日水曜日

ゆるぎない信念、それに向かう情熱


小平選手は「前は迷いがあると結城先生に助けを求めていたけど、オランダの2年間で自立心が育った」とインタビューで答えています。

ゆるぎない「信念」とそれに向かう「情熱」の2つが並大抵じゃない。needs(目的) を満たす wants(手段) もクリアに理解して日々を過ごしているのでしょう。

Congrats !

2018年2月18日日曜日

日本はロックも衰退期?

ロックで独立した忌野清志郎

高円寺の楽器店経営の男が、客から預かったヴィンテージ・ギターやベースを勝手に質屋に横流しし、業務上横領容疑で逮捕されました。私のギターのリペアショップも高円寺なので、「だいじょうぶ?」という声も聞こえてきました。ご心配無用、大丈夫です。

最近では10代20代の若者がバンドやエレキギターに憧れないと聞きました。エレキギターは難しそうだし、バンドは人間関係が面倒だからだそうです。たとえ、ギターを始めるとしても、一人でできるフォークギター志向だとか。

憧れるギタリストのコピーをしたり、人前で演奏できるようになるには、練習が必要だし忍耐力もいる。もし、ギターで食べて行こうなんて思うのであれば、相当の覚悟やへこたれない自尊心がないといけない(テクニックは覚悟と自尊心という基礎の上にくる)。

今は、色んな情報がある世の中だけど、一つのことに「大好きだ!」って向かうエネルギーがない、、、。スマホでラインやゲームをやっているほうがマッタリと楽チンですもんね。このままの状態が続くと、スーパーギタリストの出現はおろか、日本のロックは衰退する‼

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2018年2月9日金曜日

匿名で上から目線の本ブログ!

2月8日午前5時半、南南東の空 ~ 下弦の月と木犀の接近です

「自分をモノ化」し「弱者が弱者をたたく」…なぜ人々はヤフコメだと上から目線なのか?という記事がニュース雑誌に掲載されていました。

「視点の自由化」は、都合の悪い他者を排除するというより、「自分が自分を排除する」、そうした心理的傾向の表れでもあるだろう。視点の自由化は、もともと自分が何をどう捉えているか、といった問いを発する前に他者の意見を採り入れてしまう。故に問題は、目の前の自分に向き合うことを放棄すること、あるいはそうでもしなければ生きていくことが困難な状況にあるのではないか (SankeiBiz サンケイビズ)。

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雑誌に記事を寄稿すると、無茶苦茶で無責任なコメントが匿名できます(弱者が弱者をたたく?)。若い頃は気になりましたが、今は平気の平左です。齢を重ねるという「時間」が解決したという事でしょう。

自由というのは、自分が置かれた状況とどう向き合い、それを引き受けるかです。高校の授業をサボってジャズ喫茶で音楽を聴くのも、喫茶店で本を読むのも自由です。でも、授業をサボってみると分かるのですが、楽しいよりも不安の要素のほうが大きい。自分で結果に対して責任をとる覚悟がないといけないからです。

自分の道は、悩みながら試行錯誤を繰り返し自分で選ぶ。

今の日本は確信犯的なところがあって、自由とは苦しいものだと十分に承知しているから自ら自由を放棄したり、そもそも自由を考える事をしないようにしているのではないだろうか思ってしまうのです。

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2018年2月3日土曜日

「守破離」の「守」を脱する


守破離の「守」は、ジミー・ヘンドリックスの教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階です。「破」は、クラプトンやジェフ・ベック師匠や他の流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階。「離」は、ギターの巨匠から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階なのです。

「Little Wing」から半世紀近く、、、。
私は未だに「守」の段階を脱することができない。

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