2022年11月21日月曜日

神戸王子動物園








ほぼ50年ぶりに神戸王子動物園を訪れました。昭和と現在が混在する素敵な空間です。悲しいのは動物が少ないことですが、飼育員の努力が至るところで見受けられました。


社会にとっての動物園としては、以下のような役割が考えられます。

⋆ ヒトと動物との関わりを考える場 (ポストモダンの一元思考)
生態系や自然環境を考える場 (環境問題の本質)
⋆ 野生動物を公共的に確保・維持する場 (個と公の問題)
⋆ 希少動物を保護・保全する場

今は国を跨ぐ動物の移動が非常に困難です。動物園間の繁殖協力を通じた種の保存が必須となっています。 繁殖個体との交換による新たな飼育動物の入手という観点からも、動物の繁殖には力を入れて行かなくてはならないのです(日本のメディアではパンダだけが注目されますが、皆が知っている動物の多くが an endangered species、絶滅危惧種なのです)。

入園者の大多数は幼稚園児でした。彼らもある意味で絶滅危惧種と言えるかもしれない(ご無礼!)。

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2022年11月11日金曜日

切手コレクション ~ 所有か収集か?

小学生の頃夢中になった切手コレクション


私はどうも所有欲というのはあまり無いんだろうと思います。どちらかというと、収集欲のほうが強い。切手に関しても、収集するというプロセスが楽しかったのでしょう。所有欲は若い頃はもっと強かったと思いますが、年とともに急速に薄らいで来ました。所有するモノが人の価値を判断する基準となることに対する「反抗」でしょう。


昔アメリカ人の同僚を見ていて彼らの所有欲の強さに呆れた覚えがあります。「もっと!(more)」というのはアメリカ人の特徴だと感じました。自分が持っていないモノに憧れたり持っている人を妬んだり、手に入れたら入れたで失うことを恐れたりと、いくつになっても心中穏やかでないのです。

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2022年11月10日木曜日

アメリカ中間選挙に思う

 

Plymouth Rock とはピルグリム(巡礼始祖)が1620年にメイフラワー号からプリマスに上陸した際に最初に踏んだとされる岩です。

アメリカは負けを理解できない

共和党も民主党も同じです。双方とも負けを理解できません。アメリカ人はアメリカが世界の中で地盤沈下しているのには気づいています。しかし、一体全体それがなぜだか解らないのです。知性(intellect)は「振り返り」であり「反省」です。アメリカはコンピュータ的であり、今の言い方であれば AI 的です。AIは反省しませんからね。アメリカは知性ではなく知能(intelligence)の国なのです。

それにしても日本のアメリカ中間選挙のニュースは表面的すぎて酷い、、、、。

アメリカを勉強しよう

民主党も共和党も負けを理解できない。それがアメリカそのものなのです。That's what it is all about !  選挙というのはアメリカを理解するには絶好の機会です。アメリカという国は何を重視するのか? アメリカの間接選挙は今の時代でも正しいか? アメリカはどう変わってきているのか? 何が変わらないのか? Plymouth Rock からたかだか400年です。日本人も属国を決めたなら宗主国の歴史を勉強しましょう(ご無礼!)。

トランプとは何か?

トランプって特別な人ではなくて、典型的なアメリカ人でありアメリカ大統領だったのかもしれません。福音の伝道者であり、福音とは富と成功を意味するのです。40%近いアメリカ人はトランプは成功して大金持ちになったのだから神から一番祝福された self-made man(成金)だと信じています。日本では self-made man は成り上がりとして嫌われます。

正統性(legitimacy)の欠如

理念や目的の欠いた(いわゆる正統性の欠如です)ポピュリズムが支配しているのがアメリカの実情です。会社でもビジョンがない、つまり利益だけが目的のマネジメントと同じです。self-made man(成り上がり)の条件は機会の平等です。後はポジティブ思考があれば誰でもアメリカンドリームを掴むことが出来ると考えてきたのですが、格差が拡がり過ぎてどうにもならなくなった。それが今のアメリカでしょう。ハーバードやイェール出身の弁護士エリートよりもトランプのような経歴の人のほうが大統領としてアメリカ大衆に受け入れられるのです。

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