2021年3月25日木曜日

タコツボから這い出そう!

会話を促進するツールとしてのお弁当

「人間は社会的動物である」と言ったのはアリストテレスだと言われています。アリストテレスが意図したことは、人間は「自己の自然本性の完成をめざして努力しつつ、ポリス的共同体(共同主観)をつくることで完成に至る」ということでした。これは、人間に特有の独特の自然本性であると考えたのです。つまり、人は独りでは生きていけない(生きるべきではない)ということです。

根本的には教育の問題なのでしょうが、ポストコロナ(with コロナ)で日本人が考えなければいけないことは、「タコツボで自閉的にならず、前向きに共同主観の形成に励むこと」だと思います。個人でも会社でも国家レベルでも同じです。異文化コミュニケーションの問題でもあり、情報化(DXの議論)でもあり、個と公共の問題でもあります。

文明・文化でいうならば、日本が立ち返る日本の文化は茶の湯あたりの12~16世紀なのかも知れません。今は、あらゆる点で衰えている日本の信頼を回復することを真剣に考える時です。

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2021年3月24日水曜日

ibg business 101 ~ 仕事において成果よりも重要なものとは?

https://www.youtube.com/watch?v=LJAsBkC9kas

より多くの人の話を聞いて、見て、試行錯誤を繰り返し、自分の人生のビジョンを明らかにしていく。自分の好き嫌いをはっきりさせる。要するに、自分の好みを見つけること。「自分の好み」ですから、他人に教わるのではないのです。

コロナ禍の中、日本が立ち返るべき日本人のあり方を議論してもらいたいですね。それが日本の将来につながるはずです。

宮崎風チキン南蛮
タルタルには自家製のラッキョウが入っています

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2021年3月23日火曜日

視野狭窄

アメリカスタイルの大きくて柔らかいクッキー

食べたくなったら自分で作ればいい。本当の教育って、例えば、子供に本物の味を体験させてあげる事です。子供は小さい頃に食べた味を一生忘れないから。音楽だって読書だって同じです。いっぱい試して自分の好みを探っていく。そうすることによって自然と視野が広がる。今の日本の子育てや教育システムに一番欠けている部分でしょう。

視野が狭窄している大人の社会(タコツボ社会)では問題意識も危機感も生まれないものです。危機意識がないのに当事者意識は持てません。これはニーチェのいうところの末人(the last man)です。

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2021年3月22日月曜日

ハーモニカの練習


昨年の10月から毎日ハーモニカの練習をしています。

ハーモニカも YouTube には多くのレッスン動画が UP されていて大変たすかります。10代の後半にリトル・ウォルターという1940~1950年代に活躍したブルース歌手のハーモニカを真似しようとトライした時期があるのですが、動画も楽譜もないので吹けるようになる前に挫折した経験があります。

今回は YouTube が教則本です。そして、スマホで自分の演奏を録画しては再生して確認します。同じフレーズを10日経ってまた録画しては再生します。


10日前の録画と比較してみると、ベンド(吸ったり吹いたりして同じ穴で音程を半音~2音下げる奏法)が少し雰囲気がでてきたけどグルーブ感はまだです。表情豊かなリトル・ウォルター師匠の1952年の録音を丁寧に聞いていくと、まだまだ新たな発見があります。いままで様々なジャンルの音楽を聴いてきましたが、10ホールのブルースハープは原点に戻るようでいいのです。プレーヤーの情熱が直に伝わる感じがします。10 の穴しかないのに自由度が高いからでしょう。

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