2018年4月30日月曜日

つけまつける号の近況

いつものように田宮模型のシンナーで掃除しました

車検に行ってきました。今回はバッテリー交換に加え、エンジンマウントのゴム交換、それに、インパネ内のライトなど照明関係を新しくしました。まだまだ現役で走れそうです。

昔の車は個性的で面白かった。

グローバル化(生産やメンテナンスの効率化)で、国別の特徴も消えた。イギリス車、フランス車、イタリア車、ドイツ車と昔はそれぞれに顕著な特徴があった。「差別化」と「同一化」のせめぎ合いでデザイナーや開発者が腕を競うってことはなくなったのでしょうね。

グローバル化の圧力で軽トラックを廃止するなんていわないでね。いつか欲しいから。

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2018年4月24日火曜日

アメリカ風中華料理 ~ ビーフ&ブロッコリー


ビーフ&ブロッコリー 

アメリカで食べるアメリカ風中華料理も懐かしくなります。だったら「作っちゃおう!」とビーフ&ブロッコリー)。

牛肉(g) 100
小1  
醤油 小1  
片栗粉 大1  
     
ブロッコリー 1束  
しょうがみじん切り 小1  
にんにくみじん切り 1片  
     
ごま油 小1  
オイスターソース 小2  
紹興酒 大1  
砂糖 小1/2  
小1/4  
とりがらスープ 大1  


①と牛肉を混ぜ、あらかじめ炒めておきます(少しこがすくらい)。
次に、しょうがとニンニクを炒めてブロッコリーを炒めます。
牛肉をフライパンにもどし、②を加え炒めます。

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2018年4月22日日曜日

ROA トレードオフ

トレードオフ(trade off)ということは以前このブログに書きました。http://ibg-kodomo.blogspot.jp/2012/07/blog-post_11.html
アメリカの中高生が学校で教わることです。 

ROAトレードオフ(ROA trade off)はビジネススクールの1年目で必ず出てくるものです。ネットで「ROAトレードオフ」で検索してみましたが、私が期待していたことはほとんど出てきませんでした(「ROA trade off」と入力するといっぱい出てきます)。 

ROA(総資産利益率)とは、どれだけの資産(資本ではありません)を使って、どれだけの利益を上げているかを示す指標です。

ROA = 経常利益 ÷ 総資産 


ROAを上げるためには、売上高利益率(売上総利益÷売上高)あるいは総資産回転率(売上高÷総資産)を向上させる必要があることがわかります。ただし、一般的にはこの両者はトレードオフ(一方が向上すると、もう一方が低下する)の関係で、どちらを重視したビジネスをするかが重要なのです。

もっと簡単に説明しましょう。

レストランビジネスに参入する場合、回転率が勝負の Take Out の中華料理や立ち食い蕎麦屋をやるか、高級フランス料理や老舗蕎麦屋的な店を経営するかのどちらを選ぶかと言う事です。どちらでもいいのです。要するに、何方つかずな曖昧な商売(下の図の赤のチェックマーク)はアカンよということです。明確なVISIONがどこにあるかが重要なのです。 

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2018年4月16日月曜日

グローバル化の基礎は国語

ibg上海オフィスからコンサルタントが2人来日し終日の会議です。

ibg社内の会話は日本語と中国語と英語のミックスですが、特にそのことを意識はしていません。それぞれが自分の母国語をちゃんと書けるようになればいいと思っています。

自分の「国語」を書くのは難しい。グローバル化の基礎は国語力なのです。それは、思考のベースは自分の国の言葉、つまり、国語だからです。基礎となる土台を欠いてはクロスボーダーの仕事はできないということです。 

伊藤忠 中国語話者が総合職の3割、1000人に到達 

日経新聞 2018/4/13 20:19

伊藤忠商事は13日、中国ビジネス拡大のために進める人材育成で中国語話者が1000人に達し、東京本社で記念集会を開いた。総合職社員の3割にあたる。日本企業が抱える中国語人材の人数では最大とみられる。
中国語を勉強した約700人を前にあいさつする岡藤会長
中国語を勉強した約700人を前にあいさつする岡藤会長

集会には社員700人が参加、中国の程永華駐日大使らが来賓として出席した。岡藤正広会長兼最高経営責任者(CEO)は冒頭で「日本中の会社を見渡しても、1000人が中国語を話せる会社は例を見ないはず。円滑なコミュニケーションで中国ビジネスを拡大したい」と話した(日経新聞の記事より)。

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2018年4月11日水曜日

プラクティスということ

Row, row, row your boat (ネットで拾ったイメージです)

Practice 【名】
1. 〔上達のための〕練習、訓練、演習
Practice makes perfect. : 習うより慣れろ。/練習[訓練・稽古・実践]することで完璧に(できるように)なる。/練習[訓練・けいこ・実践]が完璧[完全](な技[技術])を作り上げる。
2.  〔理論や計画などの〕実践、実行、履行
3.  〔練習などによる〕上達、熟練
4.  〔日常的な〕活動、行為
5.  〔医師などの専門職の〕仕事、実務
6.  〔医師などの専門職の〕営業、開業
7.  〔習慣的な〕慣行、慣例◆【用法】通例practices
8.  《法律》訴訟手続き

エリック・ホッファーだったと思いますが、「人生はボートを漕ぐようなもの」だと書いていました。ボートは背中の方に向かって自分で漕いで進んでいきます。両側の岸にぶつからないように左右を確認しながら進んで行きます。通り過ぎた川面は見えますが、自分が今進んでいる方向は、背中の方なので見ることが出来ません。

過去(慣行)をオールでかきながら、刻々と変化する状況を確認し、見えない未来(目標)に向かって後ろ向きに進んでいる(実践)のです。川の流れの中で状況を読み(勘と経験と度胸が必要でしょう)、リスクを評価しながら進み続ける。

コンサルティングの組織や仕事を「practice」と呼ぶことがあります。これは過去の経験や慣例を確認しながら、実践・実行していくということです。人の人生も一緒ですよね? まさにボートを漕ぐようなものなのです。過去を確認せず信念(信じるもの)もなかったら、ボートはすぐに両岸に乗り上げてしまいます。

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2018年4月5日木曜日

西部邁

西部さんの笑顔は最高です

「『孤独』の肯定」 五木寛之さん「老人の自立と養生」を語る 3/31(土) 9:16配信

西部さんは世間やジャーナリズムと自分のギャップなんて全く平気だったでしょう。西部さんの「信念」に対して「疑念」を抱く相手がいない事で「生きる意味」を感じなくなったのだと思います。奥様が亡くなるまでは奥様が西部さんに疑念をぶつける唯一のパートナーだったに違いないのです。

西部さんは(自分の)生き方は仮説検証の連続だと言っています。自分の「信念」を他者にぶつけて議論する。他者には「疑念」を持ってもらいたい。そうすれば、自分の信念も検証することができる。全てのベースは奥様との会話で、「信念」と「疑念」のバトルだったのだと思います。奥様との会話を準備段階として他者(ジャーナリズムや知識人や学者)との更なるバトルを望んでいた。でも今の有識者の中で論理的に西部さんに対して疑念をぶつけてくる人がいなくなった。 

結局奥様が公私ともに最高のパートナーだった。だから、西部さんは「奥様と精神構造が一体化している」と言っていたのだと思います。その奥様が亡くなって、もう仮説検証はできない。信念と疑念のバトルもできない。要するに、生きる意味がない。 

会社も同じです。トップの意見(信念)に疑念を抱かない組織はダメです。(信念がないという会社も多いのですが、、、)。トップも社員の意見をオープンかつ柔軟に対応するマインドセットが重要です。これがなかなか難しい。「忖度」と「惻隠」(そくいん)の関係です。部下は上司を忖度する。同時に上司は部下を惻隠の心をもって接する。この場合、忖度は気遣い気配りであり、惻隠は愛情です。 

日本の会社だけでなく、日本全体や昨今の日本人は愛情が減ってきていると感じます。最も「忖度」の意味も何だか怪しくなってきていますが、、、、。 

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