2020年9月30日水曜日

たまには中華料理

 宮保鶏丁(くんぱおちーてぃん)

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2020年9月29日火曜日

晴耕雨読の日々


4月から開始予定だった農業教室がコロナ禍のため9月開講となりました。結果、春夏野菜だったのが冬野菜になってしまいました。


農業体験教室 Day 5





晴耕雨読とはよく言ったもので、雨が降れば土を耕して肥料と混ぜて畝を作ることができない。雨で流れるから追肥もできないのです。先週の土曜は雨で翌週の月曜に順延でした。



ネギは新芽が15㎝ほどに育っている。ブロッコリーとキャベツも苗が大きくなって、先週植えたばかりの大根は芽を出している。成長するものを見るってまことに新鮮なものです。

今日は武蔵野市の広報から取材が来てインタビューされました。

私「農業は科学的な知識と、経験で積み重なった農家の知恵と、さらに苗ごとに異なる性質と状況を見極める臨床的な判断、それらを総合するという極めて高度な作業であり、これは日本の政治家や企業経営者に欠落するもので、、、」

あからさまにドン引きされてしまいました。あたりまえですよね、、、。しかし、我が道を暴走する爺さまは反省しない!

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【2020年度 農業ふれあい公園「農業体験教室」講習生を募集】

武蔵野の農風景を次世代に伝える活動をしている「農業ふれあい公園」では、農業体験教室をはじめとする様々なプログラムを実施しています。今回、指導員の指導の下、講座・実習を通して12種類の野菜を育てます。食材セミナーや収穫祭なども実施しますので、ぜひあなたも始めませんか。詳細は市報むさしの2月1日号4面をご参照ください。

対象:市内在住で農業体験教室へ参加できる世帯で、受講のほか平日など、自分の畑を管理できる方  (1世帯1区画)※既に受講した世帯も申込可(平成30年度受講世帯は除く)
申し込み期限:2月15日(消印有効)までにハガキで①行事名、②希望コースA~C、③住所、④氏名(ふりがな)、⑤電話番号のほか、⑥Eメールアドレス、⑦世帯の参加者全員の氏名・年齢・住所を明記で、〒180‐8777緑のまち推進課へ。
会場:農業ふれあい公園(関前5-19)
費用:土地使用料5000円(500円×10カ月、4月に一括納付。納付後の返還不可)。材料費(野菜の種、苗、肥料など)として1万5000円
使用取消:長期間の耕作放棄、教室への不参加、著しく管理が悪い、係員の指示に従わない、使用料の未納
抽選結果:2月25日(月)までに文書を送付

2020年9月28日月曜日

縦割り行政打破は可能か?

たまに無性に食べたくなるナポリタン

日本の大企業の一番の問題点は魅力的な人がトップにならないということです(私が働いた大企業の経験からも)。トップになるような人はたいてい誰からも危険視されないような温厚な一見人格者風です。指導力や決断力のある人物がトップに立とうとすると、周りが足をひっぱることになる。自分や自分の組織(事業部・部・課 等々)の不利になる改革なんてやってもらいたくないから調整型のトップを選ぶのです。要するに、組織的には非常に自閉的な運命共同体です。昔から言われる「村社会」なのでしょう。

縦割り行政を排するなんて生易しいものじゃない。もっと根が深いと思います。

タコツボの中にタコツボをつくり、その中にまた小さなタコツボをつくる。一つ一つのタコツボは、他のタコツボとの現実の関係から逃避して成り立っている。自分たち以外にタコツボはない前提に立つ。対外的な問題(あらゆる関係性)など解決できるはずはない。タコツボにはタコツボの和があり、和を乱す者は許されない。。私企業だけじゃなくて、日本の政府の仕組みも同じですね。日本が大きなタコツボともいえる。一つのタコツボだけで一生が終わるならばそれほど楽で安易なことはない。 

 ポストコロナの世界で日本は生き残ることができるか?

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2020年9月3日木曜日

面授口訣(めんじゅくけつ)

麦飯の山かけ鉄火丼


先日、「目に見えない財産の継承を」というタイトルで、作家・五木寛之さんのインタビュー記事がありました。

『これまで当たり前だった顔と顔を合わせての打ち合わせや会議は敬遠され、インターネットを使った「リモート化」が進む。コロナ禍での変化を「リモートからでもお互いに感情の交流ができるんだよ、というような言い方がさかんにされているけれど、それは僕はちょっと違うと思いますね」と危惧し、「面授(めんじゅ)」の大切さを説く』。

全くその通りですね。人生における成功とは、大事なことを受け継いで次世代に継承していくことです。お金持ちになろうが有名になろうが、お陀仏になって何も次世代に継承するものがなければ成功者と言えないのです。オンラインだけで次世代に何か継承できますか?会社(起業)だって継承したいものがあるからやっているのです。

日本人は元々自分にないものと一体化する傾向があります(便乗と言ってもいい)。これは「成功への依存」という訳です。成功者と一体化したがる。要するに、「何が自分にとって重要か?」という軸がぼやけているからではないでしょうか?

面授口訣

師匠が弟子と向き合って、言葉で奥義を授けること。「面授」は面と向かって直接伝えること。「口訣」は言葉で直接伝えること。 仏教で、弟子にしか伝えない大切な教義や儀式を伝える方法をいう。「面授口決」とも書く。

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