2017年10月18日水曜日

REUNION

六本木 全聚徳

1984年、当時私が勤めていたアメリカのコンピュータメーカーが中国法人を設立しました。アメリカや香港から中国系の社員が北京に集められ、日本からも主に技術系のスタッフが参加してスタートしました。

夕べ、その当時のメンバーが六本木に集合しました。Van と Sandy は20年ぶりの日本。現在はフランスのパリに住んでいます。Van は北京時代の私のアドバイザー。強~~いベトナム人女性です!

最後に彼等に会ったのは1990年。アメリカはコネチカット州の彼らの自宅、家族で夕食に招待してもらった時でした。その後、彼等は同じ会社のFrance法人へ。私は2002年に上海に移るまでUSに残りました。Van には電子メールの書き方や、アメリカ人とのビジネスのイロハを教わりました。1984年、電子メールで仕事をするなんて全く一般的でなく、私が勤めていた外資系の会社も日本法人だけは、まだまだ電子メールは一般的ではなかったのです(ラップトップのパソコンが登場したのは1990年頃で、インターネットの普及は90年代の半ばです)。

周りの人たちが優秀であれば、自分自身は少々ボンクラでも何とかなるという事を、再確認する 夕べのreunion でした。振り返ってみると、私のキャリアは当時から今に至るまでいつもこうだったのです、、、。

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2017年10月15日日曜日

働き方よりも根本的な問題


上のスライドは、1990年代後半に企業の「リーダー育成のフレームワーク」として作ったものです。

試練は降って来る場合もあるし、自ら飛び込む場合もある。とにかく、何とか対応し、一つ一つの試練が教訓となり、自信がついて、適応力、コミュニケーション能力、インテグリティ、自己認識する力が強化されるというものです。これらは、リーダーになるための条件です。

数週間前に、タイトルを「親が子供にできること」に変更し、上のスライドのように、親が関与する部分と子供が自分自身で考えていく部分に分割しました。

親が子供のためにできることは、①と②です。手段である環境を準備してあげること、そして、様々な試練(チャレンジや矛盾、理不尽な状況)を経験させてやり、自分で試練を乗り越える多くのプロセス(方法)を学ばせてあげることです。親は子供からみたら自由に使える資源(アドバイザー)でもあり、手段とも言えます。環境も手段といえます。

子供は幾多の試練を自分でハンドルする毎に、自分にとっての優先順位が明確になり、自分のモチベーションがどこにあるのかを知る事になります。そして、大人になって必要な能力がついていくというものです。それらの強化はリーダーの条件でもあります。

子育ても、企業のリーダーシップ教育も、国家の国民に対する施策も、日本は益々過保護(coddle)になっていると思います。

全く放任だと無責任ですが、今の日本は too much です。社会保障が充実し、棺桶まで国が面倒みてくれるとなると、少子化はいつまでたっても解消できないでしょう。

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2017年10月7日土曜日

腹黒いのは誰か?


ロヒンギャの問題は難しい。日本ではあまり報道されません。日本のジャーナリズムは何を軸として何処を見ているのでしょう?

イギリスが植民地を統治するときには「分断統治(divide and rule)」が基本です。ヨーロッパの島国であるイギリスが、距離の離れた人口の多いインドをどうやって植民地として支配していくのか? インドのヒンドゥー教徒とイスラム教徒を分断し、対立させることでイギリスはインド全土を支配することができたのでしょう。

ビルマ王朝を滅ぼして植民地にしたイギリスはイスラム教のロヒンギャを仏教徒のビルマに入植させた、、、、と推測されます。どうでしょうか? 

これって、後にアメリカがアジア各地でやったことと同じですね、、、。朝鮮半島、台湾海峡、、、。














2017年9月30日土曜日

(心の)羞恥心

あのような死の一年前に刊行された、今の世代の人々へのメッセージです。

三島の死から半世紀近くになります。昨今の日本政治のバカ騒ぎを見ていると、日本人の心の羞恥心は跡形もなく消え去ったようです。

羞恥心のなさが、反省のなさに通じている。
羞恥心は単に肉体の部位にかかわるものではなく、文化全体の問題であり、また精神の問題である。


『若きサムライのために』 三島由紀夫(昭和44年)

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2017年9月25日月曜日

(続)人生100年時代構想会議

人生100年時代構想推進室

文化レベルって国によって大きな違いがあります。欧州は欧州、封建時代のないアメリカはアメリカ、そして、日本は日本の文化発展の歴史があります。

教育はビジネススクールのカリキュラムのように世界標準の「知識」として獲得できるかもしれません。しかし、文化の中で培う「教養」はそうはいかない。日本の戦後民主主義教育は、教養を育むための「文化」を切り離してきたと言われています。現代日本のビジネスパーソンは、「理性・理論」と「感性・直観」のバランスに課題があるように思われるます。それは、教育と教養のバランスの問題とも言えるのではないでしょうか?

日本人は、老若男女、親も子も益々余裕が無くなっています。中高年の生きかたには特徴がない。人生100年時代、退職後の生活は、教育よりも教養のほうが役に立つことが多いのです。そして、教養は政府が支援したり教育を無償化したりするような問題ではないはずです。

100歳まで生きる人も多くなるかも知れませんが、50代60代で突然亡くなる場合だってあるのです。政府が主導して考えるものではないし、政府が外国人教授をアドバイザーに呼ぶことが必ずしも解決策ではない。

要するに、幸福の定義は人それぞれだし、幸せに生きるとは、一人一人の自由意志のもとにあるということを忘れてはいけません。「不安になるから自由なんていらない!」なんて言っていると、人生100年時代は大変になりますよ(長生きできた場合ですが、、)。

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2017年9月19日火曜日

人間の本姓は戦争すること(カント)

President Trump demands: 'Make the United Nations Great'
David Jackson, USA TODAYPublished 10:29 a.m. ET Sept. 18, 2017 | Updated 2:57 p.m. ET Sept. 18, 2017

https://www.usatoday.com/story/news/politics/2017/09/18/president-trump-urges-united-nations-reform-itself-citing-bureaucracy-and-mismanagement/676226001/

〝人間の本性は「邪悪なもの」であり「戦争すること」である"(ドイツの哲学者イマヌエル・カント)。

カント哲学によると、欧米諸国やアジアの一部の国は人間の本性に非常に近いことが分かります。人類はカントの18世紀から1ミリでも進歩したか? 

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2017年9月17日日曜日

人生100年時代構想会議

http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/actions/201709/11jinsei100.html

政府は「人づくり革命」、「人生100年時代構想会議」というスローガンのもと、イギリスからリンダ・グラットン教授や、各界の有識者を招いて会議を行いました。議論の内容が教育の無償化など、相変わらず政府の支援の話や制度的なもののようでした。

政府が過度に手を貸したり、親が子育てを他人にアウトソースするなどしたら、将来的に大きな代償を支払うことになると思います。大企業の社員が大企業病に罹るのにも似ていますね。

親も子も自らより多くの経験を積んでいかないといけない。自分でより多くの試練(チャレンジ)を乗り越えて行かないと、将来必要となる能力が身に付きません。偏差値や学校の成績などの結果でなく、困難に立ち向かう力や、なんとか対応するプロセス(生きるための方法)をいくつも学ぶ機会が必要だと思います。「人づくり」や「人生」の本質を間違っている。

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2017年9月13日水曜日

48年前のギターには「志」がある!

video

48年前のギターは弦高も高くて弾きにくい。しかし、こういったギターのことを完全に忘れ去って新しいギターを作ったり弾いたりするのではなく、頭のどこかに置いておいたほうが、今のギターを何倍も楽しめます。

なぜかと言うと、半世紀前の日本のギター製作者の「志」を感じるからです。

「イノベーション、イノベーション!」と声高に叫んでも、48年前のギターのように基準となるものがない場合、何を破壊してどういう具合に創造するのかイマジネーションがわかないでしょう。

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2017年9月12日火曜日

48年前のギター


1969年に私が生まれて初めて購入したギター、ヤマハ G-70A。リペアしました(終活の一環か?!)。この頃のヤマハギターは日本で製作されていました。弦高は高くて弾きにくいのですが、低音は現代のギターにはない伸びのあるいい音です。

G-70A 仕様 

■ トップ:松またはスプルース
■ バック:ナトー
■ サイド:ナトー
■ ネック:ナトーまたはタンギール
■ フィンガーボード:ブビンガ
■ ブリッジ:ブビンガ
■ スケール:658mm

ブビンガは、アフリカ原産の、非常に硬く重たい木材です。低音域と長いサスティーンが魅力で、ベース用木材として使用されることが多いそうです。ローズウッドに属する全ての木材(ブビンガはアフリカンローズウッド)がワシントン条約の付属書IIに指定され、輸出入に規制がかかっています(2017年1月より)。



2017年9月11日月曜日

つけまつける号も日干し

8月の長雨で幌にカビが、、、。






2017年9月10日日曜日

自らの決断で今を生きる

お日様に照らされて蕃椒は「本質」へと変化する

人間の場合、実存が本質に先行する。最初は自分が何者か分からない。知識を得、色んな人に会い、経験を積んで、何者かになって行く。それが本質である。

これは、サルトルの実存主義に関する私の理解です。主体性に欠け自己欺瞞を続ける日本人は、新たな価値の創造なんて益々苦手になって行くのかも知れません。

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2017年9月7日木曜日

観察眼を鍛える


観察眼は大事で、ちょっとしたヒントから洞察を得る。これはコンサルタントの基本です。恐らく、コンサルタントだけでなく、多くのビジネスパーソンに必要とされている資質だろうと思います。


宮本武蔵は決闘で負けなかった。剣術だけでなく様々な芸術に一流でした。武蔵は、心で観て、目で見て、感じて(考えて)、表現することを実践する生涯を送りました。武蔵のレベルでなくても、サイエンスとアートが個人の中で両立しない場合、想像することができない。思想空間(イマジネーション)が広がって行かないから先を読めないのです。

好奇心をもって想像力を豊かにする。

俳句でも詩でも絵画でも、文学だって写真だって、想像力を豊かにする作品が称賛されます。正岡子規が偉大な俳人と言われるのも、こういった理由からですね。

一流のものに触れることによって観察眼を鍛え、自分の美意識(物差し)を基本として生きていく。来年は明治維新から150年、そろそろ目覚めないと日本は本当に沈没しそうです。

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2017年8月28日月曜日

好奇心をかき立てる


今朝の武蔵野の空

好奇心がないのは子供の頃でも大人になってからでも良くないですね。
好奇心は想像力を起動しますし、想像力があってこそ創意工夫ができるのです。即ちイノベーティブになれるということです。

大企業がイノベーション、イノベーションと声高にスローガンを叫ぶのは少しばかり滑稽に感じます。
企業は成熟するにつれて大企業病に罹っていきます。「WHY」を追求するのではなく「HOW」に長けたものが評価されトップにのぼり、社内の99%がHOW型の、つまり、全社的にイノベーターとは真逆の均質化された金太郎飴体質になっていくのです。

他者と接触する以前に、自信と自尊心(self-esteem)も必要だろうし、信念や情熱も不可欠です。 それらが前提となり好奇心をもって奇傑非常の士に交わる(一風変わった優れた人と交流する)ことです。

好奇心を封印したコモディティ化された人生なんて面白くないと思いませんか?

奇傑非常の士に交はる/吉田松陰

大凡(おおよそ)士(し)君子(くんし)の事を成(な)すは、志気(しき)何如(いかん)に在(あ)るのみ。志を立つるは奇傑(きけつ)非常(ひじょう)の士に交(まじ)はるに在り、気を養ふは名山(めいざん)大川(たいせん)を跋渉(ばっしょう)するに在り。安政五年正月二十三日「*児玉士常の九国・四国に遊ぶを送る敍」

【訳】
だいたい、心ある立派な人が物事を行う時には、意気込みがどのような状態にあるかだけによる。志を立てる方法は、特に優れた、会い難い人物に接することにある。やる気を起こす方法は、有名な山や川などを巡り歩くことにある。

*長州藩士児玉吉次郎。松陰の門人。

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2017年8月20日日曜日

時間に敏感になる


4時間ですぞ。キュウリとナスの浅漬けは。

4時間あれば、かなり色んなことができます。生のナスとキュウリがちょうどいい浅漬けの漬物に変身する時間です。アウトプットは無理でも、インプット、特に命題(仮説)を持っている限りにおいては、様々な情報を収集することができます。

連続しなくても、一日のうちから何もしていない時間を集めると4時間になったりします。最近、日本人は時間に対して随分と鈍感になったと感じます。他人が時間をどう使おうがどうでもいいのですが、私に影響があるときには腹が立ってしまいます。「時間とお金に鈍感な人とは仕事をしない」なんて言っていると、誰とも仕事ができなくなってしまうかもしれませんね。

時代が変わろうが、国が違えども、一日は24時間一年は365日。機会の平等でもある。時間の感覚を身につけている人といない人、結果には大きな差が表れるものです。

時間に敏感になって、人生を豊かにしてください。

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2017年8月16日水曜日

今年も8月15日に考えた

今日も朝から雨、、、、

日本は海外資産が潤沢にあるから将来的にも利子で食べていけるいう経済学者がいますね。でもそれは大きな間違いだと思います。資産は簡単に負債に転ずるのです。

「カネ」や「モノ」に対してだけではなく、人は、自分の地位や仕事や権利をいったん保有すると、なかなかそこから離れたり、手放したりできません。自分の仕事やこれまで習得したスキルについても同じことが言えます。新しいことに変えるのは、今の状態を失うという恐れが伴う。この損失を回避したいがために現在の状態にこだわってしまう。人が変われない理由の一つです。

日本国憲法の議論も同じです。戦後の復興(一般的には“高度成長期”と言われますが、、、)を含む72年の僥倖を失うのが恐ろしいから、改革らしい改革もできないのが現状だと思います。要するに、72年もの間、自己欺瞞を続けているのです。

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2017年8月11日金曜日

亀の手


一人の良い女、一人の良い友人、一個の良い想い出、一冊の良い書物  ギルバート・チェスタトン(イギリスの作家)

35年間会わなかった友人と
今年の春から頻繁にコミュニケーションしています。良い友人がいるというのは人生を豊かにします。

週末に「亀の手」を獲ってきたといって、冷凍にしてお土産に持たせてくれました。

35、6年前、2人でよく釣りに行きました。釣れない時に友人は「亀の手」を獲っていました。しかし、私はバルタン星人を思い起こさせる「亀の手」の外見からか、食べる気にならなかったのです。

エビとかカニと同じ甲殻類の仲間ということで、味はカニとエビの中間のような味です。生臭みとかは全然ありませんでした。

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2017年8月5日土曜日

明石海峡

昨日の明石海峡 ~ 四国側より明石を望む

蛸壺やはかなき夢を夏の月  松尾芭蕉

夏の月が淡く照らすこの海の底、夜が明ければとらえられる身の上とも知らない蛸が、蛸壺の中で短夜(みじかよ)のむなしい夢を結んでいることだろう。

夏休みに入り、賑わっているサービスエリアにいると、
はかなき夢を感じる暇もない喧噪です。

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2017年7月29日土曜日

お日様、出てこい!

家の中で待機中の梅

梅漬けは3日の土用干しを経て、
梅干としての自覚が芽生えてくるのです。

リーダー不在とか、リーダーの育成ということが盛んに言われていますね。 でも、リーダーなんて勉強したり育成したりするものではありません。キャリアが進むにつれて、本人が自覚していくものだと思います。要するに、本人の心構えの問題です。

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2017年7月23日日曜日

グレコギターの近況

video

修理に出していたグレコギターが戻ってきました。
電気系統の部品交換とネックのそりを調整してもらいました。

このギターが戻ってきたら、最初に弾く曲は決まっていました。Led Zeppelin のデビューアルバムの一曲目 『Good Times Bad Times』(1969年)。最初に聞いた時の Jimmy Page のギターは衝撃的でした。

YouTube には弾き方を指南する video がいっぱい up されています。半世紀がたって、Led Zeppelin も更に身近に感じるようになったのです。

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2017年7月21日金曜日

チャーリーの近況


私の求めるレベルは非常に低いのですが、チャーリーにはウチで暮らしていく上で、最低限のルールは守って欲しいと思いつつ4年半が経ってしまいました。溺愛しているのではないのですが、どうしても甘やかせてしまいます。

ついに、ドッグ・トレーニングに行ってきました。

チャーリーの問題は、以下の通りです。
  • 隙あらばタオルや靴下をくわえて「ウゥ〜」と威嚇していうことをきかない。
  • 散歩中、すれ違う犬に吠えかかる。
  • チャイムや外から聞こえる話し声で大騒ぎが始まる。
  • ドッグフードは人間様の食べるビーフやチキンのトッピングないと食べない。
  • トッピングが足りないとドッグフードを微妙に残し、トッピングの追加を催促する。
トレーナーの先生の言うには、チャーリーは「なんちゃって王子様」なんだそうです。自分の王国を守るために吠え、我々家族を守ってくれているそうです。「これからは一人で頑張らなくていいよ」と教えてあげて欲しいということです。

なるほど。
今後の展開はいかに? 

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2017年7月17日月曜日

(続)つけまつける号の近況


純正マフラーが見つかったので交換しました。

マフラーというのは車の一番後ろに顔を出しているパイプの部分だけのイメージですが、つけまつける号のエンジンはフロントですので、マフラーは実際エンジンに達するくらいの長さがあります。

外に出ている部分(写真)はサイレンサー(消音装置)と言われる部分で、エンジンに達する部分はエキゾーストパイプといいます。今回交換したのはエキゾーストパイプの途中までです。つけまつける号のエキゾーストパイプはエンジン側とサイレンサー側の2つの部分から構成されていて、今回はサイレンサー側のエキゾーストパイプまでの交換となりました。

つけまつける号が40キロ出すとGT-Rのような勇ましい音をたてていたのは、
後ろから顔を出しているサイレンサーが腐って穴が開いていたのが原因です。

マフラー(サイレンサー)を交換したことにより、少しおとなしい走りになりました。乗り心地は先日のタイヤ交換で圧倒的によくなりました。

タミヤ模型のプラモ用シンナーで磨いたらピカピカになりました

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2017年7月12日水曜日

つけまつける号の近況

つけまつける号のタイヤ交換に行ってきました。
フロント・グリルに付いているクッション用のゴムも交換が必要です。
ディーラーではやってくれないので、自分でやるしかないか?

すり減っているタイヤ。 車の走行性能はある程度タイヤで決まります。 
マフラーに穴が。日本の車検というのもいい加減なものです。見過ごしたわけですからね。幸い純正のマフラーが見つかったので、この週末に交換です。

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2017年7月3日月曜日

イネの成長


「実るほど頭を垂れる稲穂かな」。若い時は謙虚でなくてもいいのですよ。自己主張していっぱいいっぱい痛い目にあって下さい。

      後方は奈良の若草山

2017年6月25日日曜日

減点主義はいかんぞ!

自宅で焼いた150点のピザです 

「減点主義(negative reinforcement)」か「加点主義(positive reinforcement)」かというのは非常に重要な問題です。


日本では100点という満点があり、どんなに優れた解答をしても100点以上は評価されず150点なんてないのです。学校の試験では100点満点を目指します。つまり、間違ったりミスがあると100点から減点していく減点主義です。これでは、そつなく抜け目なく行動しリスクを避けるようになります。要するに、チャレンジ精神は出てこないのです。

世界情勢は複雑怪奇、100点満点なんてどこにもありません。先がどうなるか分からないけど試行錯誤しながら前に向かって進んでいかないといけない時代です。

自らが持つ「信念」(vision、goal、目的、、、)に向かって「加点」していく人生を過ごしてはどうでしょう。企業では、効率よく100点をとる人を登用するのではなく、「情熱」のある人に加点しリーダーを養成するのです(マネジャーの養成ではないですよ)。そうすれば、10年後くらいにはなんとか先が見えてくるかもしれません。

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2017年6月19日月曜日

達磨さん

達磨大師は禅の開祖とされるインドの仏教僧

和顔愛語(わげんあいご)って言葉があります。和やかな顔でいつでも微笑みを絶やさない。優しい言葉を、適切な場面で話すことを言います。

笑顔がいいリーダーに人はついていくものです。政治家だって同じ。どんどん人相が悪くなっていく政治家っていっぱいいますよね?(野党も与党も同じ)。その人の生き方が年を重ねるごとに表に出てくるのでしょう。教養のある政治家がいなくなった。それは、要するに生き方の問題なのです。

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2017年6月14日水曜日

1975年製のグレコ・ギター

1975年マツモク製のグレコ SG330 です。

先日、骨董品屋で見つけました。かなり汚れていたので、分解してシンナーで拭いたり、錆除去クリームを塗ったりして、外見だけはキレイになりました。

マツモクとは松本市にあった松本木工という、もともとはシンガーミシンのキャビネットを作っていた会社です。70年代はグレコやアリアのギターも製造していました。





当時のカタログを見ると、33,000円で売られていたものです。

ピックガードは販売時の保護シールがついたままの状態で、剝がれないのと全体的にべとべとが残っていました。お湯につけたあと、プラモのシンナーを使って除去しました。



当時、ハムバッカーピックアップは、「ジャズロックタイプマイク」と言われていました。

ボディ裏には「MATSUMOKU」と刻印があります。

後は、電気系統の部品交換と、セッティング調整が残っています。当時ギブソンを完全に模倣できなかったのか、それとも日本人の体形まで考慮してのことなのか、ネックの取り付け部分がボディに食い込んでいて、オリジナルのギブソン SG よりも3~4フレット分全長が短くなっています。

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2017年6月11日日曜日

37年前のレイバンが出て来た!


35年ぶりに四国に行ったり、その当時の仲間が訪ねて来てくれたりと、
自分のこれまでの人生を回顧する日々が続いています。

37年前の6月に徳島鳴門のダイエーで購入したレイバンのサングラスを屋根裏部屋で見つけました(上の写真)。当時、月給が税込み10万円、レイバンのアビエーター・クラシックは12,000円でした。

将来がどうなるか分からない。しかし、自分はここにいちゃいけない、自分の流儀はこうじゃない、要するに、若きエゴイストの自分には、根拠なんてどこにもない自信だけがあったのです。


37年前のレイバン、向こう見ずで無鉄砲な自分、、、。

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2017年6月9日金曜日

働き方改革


循環的変化 ~ 今年も梅干の季節がやってきました

「働き方改革」の議論には大いに疑問を感じます。
日本の議論(経産省とかメディア、有識者・知識人と言われる人たち)では、ダイバーシティというカタカナ語を使いながら、男と女とか日本人と非日本人だと分類し、それらが混ざり合うことが進歩的で新しい働き方とする傾向にあるように思います。確かに、そういったこともあるでしょう。しかし、本質は、積極性のある前向きの人(主体性、能動的)とそうではない考えの人(従属的、受動的、魯迅の描く阿Qのような人)の問題で、日本の問題は後者が圧倒的に多いことだと思うのです。要するに、バランスが悪い。

女性でも主体的で能動的な人が重要なポストに登用され、正しく評価されて、結果、高収入を得るべきだと思います。もちろん、家庭に入るのもいい。魅力的な女性は専業主婦でも魅力的なのです。お金のためだけで仕事に就くというのでは幸せにはならないし、家庭からの逃避という仕事のとらえ方をしている限り、日本では女性の社会進出は進まないと思います。働く女性から「社会との接点を持っていたいから」と働く理由を聞くことがありますが、女性の社会進出とはほど遠いものです。



東名を関西まで往復して元気がなかったラベンダーも元気になりました

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2017年5月31日水曜日

日本は第四の波に乗れるか?

アルビン・トフラー 『第三の波』 1980年

アルビン・トフラーが『第三の波』を書いたのは1980年でした。
トフラーは、現代文明が、第一の波(農業革命),第二の波(産業革命)に続く第三の波情報革命のうねりのなかにあるといったのです。

私が『第三の波』を読んだのは、徳島にいた1981年か1982年です。恐らく当時の私は本の内容をほとんど理解することなく、ただ単に解ったような気になっていたのでしょう。35年後の今、再度読み返して、トフラーが言いたかったことをもう一度考えてみるのは有益だと思います。トフラーが1980年に予測した未来は今と違っているかもしれません。しかし、時代の流れを考えるにはどういう視座で考えるべきかというチャーターとなることは間違いありません。また、35年を経て、自分の成長(私の場合、単なる変化と言うべきか?)を確認する作業でもあるからです。

第二の波(工業化社会)に成功した日本は、バブル崩壊後この20数年間、第三の波(情報化社会)に乗り遅れたままのように感じます。第二の波における日本の成功に危機感を持ったアメリカは、IT産業を主導し強引に第三の波の先頭を走りました。

これからは、第四次産業革命の時代と言われています。

これは「Industry 4.0」といわれているものです。この第四次産業革命は、インターネットと人工知能の本格的な導入によって、生産・供給システムの自動化、効率化を革命的に高めようとする試みです(革命的なんて総じてロクなものはありませんが)。「Industry 4.0」は世界規格をおさえたいドイツ政府が主導するものですが、この第四次産業革命の主役となる国はどこか? これは今後の日本の社会や経済を考える上でも非常に重要な点だと思います。

日本文化や日本企業本来の意味を継承しながら、第四の波に乗って行くバランス感覚が大事なのでしょう。

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2017年5月19日金曜日

発心の地 ~ 阿波鳴門

鳴門市撫養川

ほぼ35年ぶりに阿波鳴門に行って来ました。社会人になった最初の3年間は徳島で過ごしました。つまり、私にとっての「here’s how it all started」です。

四国八十八ヶ所を巡ることによって煩悩が消え願いがかなうと言われています。八十八ヶ所の阿波(123番)は発心の道場と言われ、土佐は修行の道場、伊予に入って理を知り(菩提の道場)、讃岐で諸願成就です(涅槃の道場)。発心とは仏教に帰依しようとする心を起こすことだそうですが、私の場合、阿波の地は人生のスタートポイントだったわけです。

阿波から東京、北京、ニューヨーク、その他の地を転々として来ました。振り出しの地に来て、私の煩悩が消えているかというと大いに疑問です。不可逆的な人生に二巡目はありませんが、私の場合、これから八十八ヵ所を巡る必要があるのかも知れません。ある意味、発心と言えるかも知れませんね。










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