明治のヒーロー ~ 伊藤博文 ~ 子ども教育で始めたブログですが、最近どうも政治的な内容が多くなります。子どもの教育に関して考えると、つまるところ、日本を考えることになるからですね。「教育は国家百年の計」ですから。中国語では「十年樹木、百年樹人」と言います。「樹」は育てるという意味です。
私は、1995年には日本にいませんでしたが、今の日本は1995年頃に似ていると思います。世界情勢は進化しているわけですから、日本は1995年よりも確実に世界とのギャップが広がっているのでしょう(ギャップはあってももいいのですが、認識がないと困るという意味です)。
1995年の日本の出来事は以下の通りです。
・ 阪神・淡路大震災(http://ibg-kodomo.blogspot.com/2011/01/blog-post_17.html)
・ 近鉄 野茂英雄のドジャース入団
・ 1ドル=79.75円
・ オウム真理教事件
・ 第13回統一地方選挙(東京で青島幸夫が当選、大阪で横山ノックが当選)
・ 石原慎太郎が衆議院議員辞職表明
・ 村山首相、アジア諸国に植民地支配と侵略を謝罪
・ 映画「アポロ13」封切り
青島さんは、都市博を中止した後、低姿勢に豹変しました。TVドラマ「意地悪ばあさん」のイメージはよかったのですが、人生の末節を汚しましたね。ノックさんも同じです。お笑いの世界だけに止まっておけばよかった。本人としても痛恨でしょう。
今回は、青島・ノック現象が国政レベルで起こったようなものです。日本は名実ともにかなり危険水域に入っていると思います。日本国民が自暴自棄になって政権交代が起こってしまったのならば、もう一度やり直せばいいのです。「リーダーにリーダシップがない」なんて言ってみても無駄です。
そもそも今の日本にリーダーなんていないのですから。幻想ではなく現実を直視しましょう。
映画の世界だと、このあたりでカリスマ性を持ったヒーローが出てきます。さて、今の日本に
豪放磊落なヒーローは出現するでしょうか?
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平等を叩き込む日本の教育からは、際立ったリーダーは生まれないでしょう。権力をもてるポジションを取る事に熱心であっても、それを手に入れるのがゴールなので、その権力を使って次の事をしないし出来ない。それを保持することが最優先である。これはリーダーではないです。
返信削除nerd(ナード)にあたる日本語は見あたりませんが、もしかしたら、アメリカ人からみたら日本人は誰もがナードに見えるのかも知れません。
返信削除先日、アメリカ人の知り合いに聞いてみたら、「もう少しGeekが混じったほうがいいかも」と言っていました。最近、アメリカ人と話をする機会がありませんが、こういった会話はアメリカ人とじゃないとできませんね。
みんながナードだったら、リーダーなんていませんよね。
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