2010年1月22日金曜日

親の役割 ~ プロデューサー


小学生に自発的な学習を求めるのは、特に低学年の小学生であれば、難しいと思います。 つまり、ある程度の親の強制が必要ということです。

今の日本の教育環境を見てみますと、親は、学校に協調性や社会性の訓練を期待し、学力(受験システムの中での)に関しては、学習塾に任せているように思います。

学習塾はビジネスであり、生徒が集まるように品質や有名校への合格数の実績にこだわります。経営を考えますから優秀なコーチである講師を雇います。 親は、塾がビジネスであることをよく理解していて、 評判のいい、つまり、生徒が集まる学習塾を選択します。一方、学校の教師の中には、教育者というよりも労働者意識が強く、子供を工場で作る製品のように考えている先生もいるようです。

こういった環境の中で、子供たちは成長していくわけですが、親の役割、家庭の役割とは一体何でしょうか?学校や学習塾に丸投げし、親の責任を放棄していないでしょうか?または、親の責任を理解していないということはないでしょうか?

親は、今の日本の教育環境を十分に認識し、価値観や善悪の基準をはっきりとさせ、自分たちの人生の考え方を子供たちと共有して行くことが大切だと思います。

子供教育のプロデューサーは親です。映画がヒットするかしないかは、企画立案、費用や作品に関する総合責任者であるプロデューサーの手腕にかかっています。

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