2010年1月14日木曜日

論語 ~ 物事に対する姿勢


先日、孫子の兵法のお話をしました。今日は論語です。また、堅そうな話ですねぇ、、。(そんなことはありませんよ)。論語は、孔子と彼の高弟の言行を、弟子たちが孔子が死んでから記録したものです。このあたりは、ソクラテスの教えを弟子であったプラトンが著作したのと似ていますね。論語は、孟子、大学、中庸と合わせて四書の一つです。

上図は、論語「雍(よう)也六編 18」です。物事に取り組む姿勢に関して説明しています。人が道(正しい道)を求めて学ぶとき、学ぶことの大切さを知っている者は、知らない者より優れているが、道を学んで好む者には及ばない。だが、好んで学ぶ者は、楽しんで学んでいる者にはかなわない。学校でも仕事でも、楽しいことばかりではない訳ですが、何事でも極力楽しむ姿勢が大事です。

アメリカ人の好きな言葉に「Seize The Day」というのがあります。日本語に翻訳し難い表現ですが、直訳すると「その日をつかめ」、つまり一日一日を有意義に過ごせと言うことです。だから「今日を生きる」と訳されています。学ぶことだけでなく、私は「人生を楽しむ」と解釈しています。

小学生からの英語教育も色々と議論されているようですが、外国語は英語だけではありません。小学生の頃から論語などを使って中国語に親しむのもいいかも知れません。 漢字という共通項があるので、子供にも入りやすいと思います。


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