2010年1月13日水曜日

ブルースギターを始めよう!


子どもと一緒に楽しめるものはいっぱいあると思いますが、ギターなんかは手軽でいいですね。

色んなジャンルの音楽がありますが、私は黒人のブルースが好きです。ギターという楽器の特徴はチョーキングができることです。ブルースギターのポイントは、このチョーキングにあります。ギターを始めた頃、このことを発見するのに数年かかりました。今はYouTubeのおかげで有名なギタリストがどうチョーキングしているのか確認することもできます。YouTube 感謝です。

チョーキングとは、弦をフレット上で押し上げたり押し下げたりして、譜面(ギターでは1フレットが半音)に書けないブルージーな音程を表現することです。これは、黒鍵と白鍵から成り立っているピアノでは出来ません。指だけでなく、手首を回すように弦をフレット上で押し上げます(下げます)。左手でドアノブを左に回す感覚です(押し上げの場合)。

弦を押し上げると音程が上がる訳ですが、音程は自分の耳で聞いてコントロールするのです。半音チョーキングだと音程は半音あがり(1フレット分)、全音チョーキングだと音程は全音あがり(2フレット分)ます。

ブルースの極意は半音以下のクォーターと言われるチョーキングです。つまり、半音の中間の音をフレット上で弦を押し上げたり下げたりして出すのです。これが、不安定な音階、つまりブルースのフィーリングを出します。

また、ブルースはたった3つのコードの12小節から成り立っています。コードの進行も決まっています。したがって、初めて会った者同士でも「Eのブルースやろう!」と言えば直ぐにセッションが可能なのです。

|E|E|E|E|
|A|A|E|E|
|B|A|E|E|

(Eのブルース)

子供とブルースセッションなんて、試してみませんか?自分の好きなジャンルの音楽や楽器をやればいい訳ですが、ブルース・ギターはお勧めです。

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