2010年1月20日水曜日

ベンチマーク ~ 全国学力テスト

コンサルタントが使うマーケティング手法に、ベンチマークというのがあります。

これは、クライアントの経営方法や戦略などを、他社のやり方と比較し違いを分析して、それに基づいてクライアントの戦略を見直し、改善を提言することです。クライアントの業界や、競合他社を継続的に比較分析することによって、業務を改善し、新たな目標を設定することができるようになります。

今朝(2010年1月20日)の読売新聞に、全国学力テストに関する記事が載っていました。

政府が全員参加から抽出方式への移行を決めた全国学力テストについて、全国の47%にあたる約840の市区町村教委が、抽出対象外となった学校の「自主参加」を希望していることが、新聞社の調査でわかったそうです。また、「抽出校以外不参加」としたのは9%で、検討中の教委も多いため、参加希望はさらに増えるとみられるといいます。

全国学力テストは、小学6年と中学3年の全員を対象に2007年以降、昨年まで3回実施されました。政権が交代し、現文部科学相は、「県ごとの水準が把握できれば十分」として32%の抽出に切り替えたのですが、教育の現場では生徒や学校ごとにきめ細かく学力を把握する必要性を感じている実態が浮き彫りになったとのことです。

テストは4月20日に実施される予定です。文科省が抽出校を通知し、自主参加の意向を聞いたのは昨年末、最終的な参加状況はどうなるのでしょうか?

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