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「理性的に生きるためには、中庸を守ることが重要である」とギリシャの哲学者であるアリストテレスが言ったそうです。英語で言う Golden Mean が中庸のことです。
日本でのアサーティブ(Assertive)という言葉の使い方が気になっていました。アメリカの小学校では、子どもたちに「Be Assertive!」とよく言います。これは、人の話をよく聞きなさい、自分の意見を持って、自分の意見を表明しなさいという意味です。アメリカの社会は、人の話を無視して攻撃的に自分の主張をするアグレッシブ(Aggressive)な人が多いから、小さい時から「Be Assertive!」と教育するのでしょうね。
一方、日本人は世界に出て行くとリザーブド(Reserved)です。人の話は頷きながら聞きますが、人の目を気にして自分の意見を言わないので、何を考えているのか分からないという訳です。
中国人(大陸の中国人)はどうでしょうか?よく似た外見をしているので、日本人は一方的に親近感を抱いているようですが、アメリカ人よりも更にアグレッシブ(Aggressive)のような気がします。
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日本人は、日本にいても海外にいても、リザーブドです。まず「空気を読んでから」みたいな「お作法」があって、「読めない奴は、ダメ」みたいな所からスタートしてしまいます。その為、テニスに例えて言えば、日本人は「読む」為にレシーブサイドに回ろうとします。まずは、「相手の出方を」みたいな。一方、アメリカ人や、中国人、インド人などは、いつもサーブ側に回ろうとします。そして強烈なサーブで主導権を取りに来ます。
返信削除「お作法」を疑って、変えて行かない限り、形勢は不利なままです。