2009年12月9日水曜日

なぜ子供教育プログラムなのか?

経済のグローバル化の進行と共に、国際社会の人材のニーズが変わり始めて10年以上になります。求める人材に対する要求もエスカレートし、就職を控えた若者も、これから育つ子供たちも何を目標に頑張ったらいいのか、それを支える親の方も迷いでいっぱいでしょう。

社会の変化はスピードを増し、より複雑になっています。日本の受験戦争を勝ち抜き、一流大学で知識を詰め込んだだけでは、グローバルなビジネス環境の中で優位に立てないのです。それは、インターネットの普及により情報は簡単に手に入るようになったからです。知識の有無や情報量だけで、管理職がスタッフをマネージできる時代ではなくなった訳です。

従来のエリートの職位がコモディティ化してきているのです。一方、簡単な仕事はどんどんアウトソースされてしまいます。それもグローバル規模で展開します。

では、どういったスキルが必要とされているのでしょうか?

我々はグローバルなビジネスの世界でコンサルティング・ビジネスに関わり、コンサルタントを養成してきた経験があります。 コンサルタントに必要とされる属性は、極めて当たり前のベーシックなスキルなのです。そこには通常マジックも高度な学問も関係しません。

大人になる前にコンサルタントの属性について教えてあげたら、大人になる前にそれらが身に付くかもしれません。実はこういったことが、グローバルな社会で競争していくために必要な、原理原則的なスキルではないだろうかと考えます。

- 自分で考える力
- 責任ある生き方
- イニシアチブ
- 多様性に対する寛容さ
- チームワーク
- 強靱さ(インテンシティ)
- 向上心
- インテグリティ(倫理観、スキル、野心の3つのバランス)
- 信頼性

このブログでは、現在の日本の子供教育に関して、現役のコンサルタントの視点から様々な意見を提示し議論して行きたいと思っています。

宜しくお願い致します。

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2 件のコメント:

  1. 子供教育のブログサイト立ち上げおめでとうございます。
    今の日本で一番必要なことは子供たちが将来日本を支えていくことができる強い日本人になってもらうことと思いますが、今の学校教育でそれが叶えられるか、かなり疑問を持ってました。ぜひ頑張ってください。

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