2012年8月18日土曜日

グローバル人材になるための教育

 
日本の未来は "Let it be" か?

政治や国際情勢に対する日本人の関心の低さは大きな問題です。

自分の国の安全について責任を持たないような国は国際社会で発言権はない」。 

これは世界の常識で、海外で仕事をする時に必ず認識しておく必要があります。 あなたの思想がどうであれ、相手はこう思っているからです。

南アジア海域の喧噪が過ぎ去ると東アジアが騒がしくなりました。 日本は、政府も民間もこれまでのアメリカとの関係を前提に東アジアのことだけに集中しているようです。 日本のマスコミは相変わらず幼稚園児のサッカーです。 ボールが行くところに全員が集中する。

しかし、冷静に考えてみて下さい。

アメリカは費用対効果で日本や東アジア全体を見ています。 更に中東やヨーロッパ情勢とのバランスで東アジアを見ていると思います。 日本人が考えるよりずっと冷徹で現実的なのです。 同盟体制などの関係にしても、永久不変だとは考えていないでしょう。 つまり、アメリカは「アメリカにとっての日本の価値」を常に評価しています。 当然、日本の態度いかんでアメリカの力の入れ方も変わってくるのです。
   
もし、今流行のグローバル人材を目指すのであれば、重要なことってこういったことの認識です。 TOEICの点数が10点あがるとか、そういったことじゃなくて。
 
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