2012年8月13日月曜日

油野郎が煩い

拙宅の玄関で息絶えた油野郎

惡友を親しむ者は共に惡友を免かる可らず。我は心に於て亞細亞東方の惡友を謝絶するものなり悪友を親しむ者は共に悪友となってしまう。我は心においてアジア東方の悪友を謝絶するものなり福澤諭吉『脱亜論』(時事新報 1885年3月16日)。 

福澤諭吉の「脱亜論」と呼ばれている時事新報の社説です。 上の部分は最後の一行。 127年が経ちました。 その間、日本は日清・日露戦争から昭和の戦争で亡国の一歩手前まで行きました。 その後、米ソは長い冷戦に入り、1949年に中華人民共和国という社会主義国家が成立し、朝鮮半島では戦争が勃発し朝鮮は南北に分断されたのです。

1990年代に入りソ連は崩壊し長く続いた米ソ冷戦は終わり、直後に東西ドイツは統一されました。 それから20年の間、パクス・アメリカーナは怪しくなり、日本もバブルがはじけ失われた20年に突入したのです。 EUも低迷しています。 世界はどこを見ても落ち着かない。 しかし、アジアって本質は変わってないですね。 福澤さんの時代から、、、。

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