2012年8月17日金曜日

真実を知るための教育


「一体どこの国が攻めてくるのか?」ってよく聞いた文句ですね。

帰国直後、ある教育関係NPOの会合に参加する機会がありました。 駐在員や海外現地法人の代表、学校の校長経験者や小説家など立派な経歴を持った人たちの集まりでした。 「日本には平和憲法があるじゃないか、憲法9条がある。憲法を輸出することによって日本はグローバル社会のリーダーになれるのではないか」という参加者の意見を聞いて、椅子から転げ落ちそうになりました。 ここ数年の日本の状況を見ていて、つまり、無断で人の家に侵入して来る人たちがいても平気な状況を見ていて、まだ日本の憲法を輸出しようなんて空想科学的な認識の中で生きているのでしょうか?

3年前、列島の夏は「政権交代。」と芸能人の覚せい剤騒動で熱病の中にいました。 今年の夏はオリンピックで列島中が沸いています。 真実を知る教育や報道を長年やらないからこうなったのでしょう。 世界情勢が不安定になればなるほど各国の国家意識が強まります。 その中で日本だけが「国家とは悪だ」という呪縛をかけられたまま自分を欺し続けています。 どの国家からも都合の良いように利用され続けるでしょう。

今年の夏はことさら油野郎が煩い。

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