午後10時半の三鷹駅ホーム
エリック・ホッファーは、『情熱的な精神状態』の中で以下のように述べています。
あらゆる情熱的な追究においては、追究という行為自身の方が、追究の対象よりも、はるかに重大なのだ(In every passionate pursuit, the pursuit counts more than the object pursued).
情熱的な態度というものは、外からの刺激に対する反応であるよりも、むしろ内面的不満の発散なのである(The passionate attitude is less a response to stimuli from without than an emanation of an inner dissatisfaction)。
節電に関する巷の声やマスコミの報道を聞いていると、ホッファーが言うところの『情熱的な精神状態』を思い起こします。 節電の情熱は、ホッファーが言うところの「内面的不満の発散」、つまり、日本人全体が「自己逃避」に邁進しているのではないかと考えてしまうのです。 不謹慎ですか?
***
0 件のコメント:
コメントを投稿