17日のニューヨーク・タイムズの記事です。 日本の首相が臨機応変な対応ができず、官僚機構との円滑な協力関係も構築できないため、国家的な危機的状況に陥っている、と指摘しています(NY Timesはいつも日本に批判的ですが、、、)。
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ほぼ1年前、去年の3月24日のブログに載せたスライドです。 リーダーの条件として一番大切なのは、この信頼関係の構築です。 信頼関係の構築は、暗闇のなかでの「空中ブランコ(Trapeze)」のようなものです。 「信頼するとは、相手のスキル(技量)とコミットメント(確約)を確認すること」です。 スキルとコミットメントの片方が欠けていては、信頼関係は成り立ちません。 つまり、空中ブランコのパートナーにスキルがあっても、受け取ってくれるコミットメントを確認するまで飛べません。また、受け取る意思はあっても、受け取るスキルがないと危なくて飛べないのです。
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鳩山前首相もそうでしたが、菅首相は自分がなんもかも仕切り、決めることがリーダーシップと思われているようです。稚拙な考えです。
返信削除思いつきの指示をするリーダーは有害です。
「有能だけど何もしないタイプ」のリーダーを望みますね。「無能だけど動き回るタイプ」はどうも、、、、。
返信削除日本には「有能で動き回るタイプ」の中間管理職はいっぱいいますから。
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(追)
返信削除「有能で何もしないタイプのリーダー」は、必ず「有能でよく働く参謀」を従えています。
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