1979年、ペンシルバニア州スリーマイル島で原発事故が起こった時、私はマサチューセッツ州ボストンにいました。 約400マイル(640キロ)の距離ですが、大騒ぎになっていました。
さて、今回の大災害。
アメリカにいる友人や息子からfacebookやe-mailで、「生きてるか~?」の問い合わせがいっぱい来ています。 日本人じゃないと、東北と東京の位置関係なんて分からないですからね。特に、「Fukushima」が東京からどれほど離れているかなんて知りません。 世界は日本の危機的情況をマネージする能力に注目しています。
日本人は冷静で有能です。 特に、東北の人には日本人の原点を見る気がします。 しかし、政府が無策無能だと取り返しがつかなくなります。 人災で天災を増幅するのだけは避けて欲しいものです。
息子からアメリカの地震報道に関して聞いたことを紹介します。
- アメリカの報道は基本的にポジティブ:
- most prepared country (耐震設計の建築、レスキュー隊員のレベルの高さ等)。
- 日本でなければ、この程度の被災状況では収まらなかった。 http://www.nytimes.com/2011/03/12/world/asia/12codes.html - 原発のことに関しては、少々Sensationalになってる。「チェルノブイリに匹敵する」的な報道もある。アメリカでも原子力に関してのディベートが白熱してきている(原発反対派の逆襲)。
- TwitterやFacebookには希に、「これはPearl HarborをやったJapに対するカルマだ」のようなコメントが見られる。でも基本的にはPray4Japanってタグで、お見舞いの言葉を書いている。
http://blogs.villagevoice.com/runninscared/2011/03/facebook_imbeci.php
http://prayforjapan.jp/tweet.html - マンハッタンでも日本人のグループが募金活動をしてる。
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