2010年10月29日金曜日

文明化にはデリカシーが必要だ





皮蛋(ピータン)は、食べ過ぎると鉛中毒になるんですよ。ご存じでした? 製造過程でタンパク質を固めるために一酸化鉛を使用するからです。右は焼き小籠包(生煎包)です。焼き小籠包なんて、10年前にはなかったですね。

上海万博の最後の週ということで、地方からのおのぼりさんで上海のホテルはいっぱいです。日本からの旅行客が少々減ろうが平気なのですね。殆どの中国人は尖閣列島の問題なんて知りませんが、、、。

ホテルの朝食はビュッフェスタイルになっています。おのぼりさん中国人宿泊客を見ていると、この国の文明化は何十年もかかるだろうと思いました。まだまだ動物の域から遠ざかっていないのです。人間も動物ですが、むき出しの姿を出してはいけません。行儀作法は国ごとに差異はあるのでしょうが、それ以前のデリカシーの問題ですね。


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2 件のコメント:

  1. 私は、上海は勿論、一度も中国本土に足を入れた事が無いのですが、「人間も動物ですが、むき出しの姿を出しては。。」って一体どんな状況を指しているのでしょうか。。ピータンや焼き小龍包の写真からは、想像も出来ない状況なのでしょうね。

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  2. 中国は政府(共産党)と国民(大衆)は別物です。そして、大衆の7~8割は農民で、食べることで精一杯。一方、富裕層も何段階にも分かれている。スーパー金持ちはポルシェやメルセデスで通勤します。アメリカよりも何倍も格差社会です。

    お金でつながる関係が大部分を占めていて、三国志の劉備のように信義でつながることは滅多にありませんね。みんな「走れメロス」でも読めばいいのに、、、。

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