2010年10月23日土曜日

ちょっと虎穴に入ってきます。。。

しばらく上海に行ってきます。

「君子危うきに近寄らず」なのか、「虎穴に入らずんば虎子を得ず」なのか?

毛沢東は「矛盾論」(『毛沢東選集』 第一巻 1937年8月)のなかで次のように言っています。

「社会の変化は、主として社会の内部矛盾の発展、すなわち、生産力と生産関係との矛盾、諸階級のあいだの矛盾、新しいものとふるいものとのあいだの矛盾によるものであり、これらの矛盾の発展によって、社会の前進がうながされ、新旧社会の交代がうながされる」。

中国の矛盾はいっぱいありますが、政治(共産党独裁体制)と経済(資本主義市場経済)が矛盾の本質です。国内と国外の間の矛盾を拡大(発展?)させながら、政治と経済の矛盾をマネージしているのでしょう。一党独裁なので政権交代はない訳ですから、旧ソ連や東西ドイツのようになるか、北朝鮮の方向で行くかのどちらかですね(政権交代って後退する場合だってあるのですが、、、)。

毛沢東はヘーゲルの「矛盾」の論理をうまく利用したのですね。自由と民主主義の部分は強調しなかった訳ですから。

さて、上海の様子はどうなっているでしょうか、、、。

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2 件のコメント:

  1. アメリカでは、中国の不動産バブルが何処まで膨張しているかが、話題になっています。特に上海地区のです。実態を示す事象を見つけたら教えてください。

    気をつけてお出かけください。

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  2. 上海の不動産は高止まりですね。3LDK(120平米)で7000~8000万円くらいです。でも動きは少ない。平均年収からすると高すぎる。また、借りる場合、家賃は最低でも6~8万円くらいで、まだ上昇傾向にあると思います。

    中国の人は、立ち退きになりそうな環境の悪い裏路地のボロボロの物件を狙って買うそうです。相手は政府ですから立ち退き条件を視野に入れた投資です。立ち退きになれば補償金と代替物件を手に入れて一生遊んで暮らそうという訳です。

    夕べは中山公園近辺(上海の中心)を歩きましたが、外国人がますます増えている気がしました。

    とり急ぎ。

    ***

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