2010年9月30日木曜日

勉強すればするほど考える時間がなくなる?


JRお茶の水駅聖橋口から数分のところに湯島聖堂があります。 写真は、孔子を祀っている大成殿です。徳川綱吉が額の字を執筆したそうです。

学而不思則罔、思而不学則殆 (論語)
学びて思わざれば則ち罔(くら)し、思いて学ばざれば則ち殆(あや)うし

「人から教わったり知識をつけても自分で考えることがなければ意味がない、また、一人で考えていても他人の意見を聞いたり勉強することがなければ、危険だよ」という意味です。たった12文字の漢字なのですが、意味深長ですね。これだけで様々な議論ができます。

普通、若い時は知識を蓄積することに集中し、40歳を過ぎる頃から後段の傾向が強くなるのでしょう。両方のバランスがとれている人は少ないと思います。年齢を重ねるとともに独善的になって行くのは人種を問わないことでしょうが、日本の場合、子どもから大人まで「思う時間」、つまり、「考える時間」が少ないのは大きな問題です。

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