2010年9月26日日曜日

調和的というスローガン

胡錦濤・温家宝政権のスローガンは「和諧社会」(調和的な社会)です。

エリック・ホッファーが「情熱的な精神状態」の中で以下のようなことを言っています。

われわれがどう言おうと、まったく調和的な個人というものは、前進する衝動がなく、人生のどの部分でも完全を追究する向上心を欠く人たちである。 だから完全な社会は、停滞社会になるチャンスがつねにある』。

日本人はまったく調和的な個人になってしまいました。停滞社会が長く続いたのですね。アメリカは不景気になって、少しは調和的ということを学んできたのかも知れません。 アメリカ人が「足るを知る」なんて昔は考えられなかったことですからね。

さてさて中国です(やれやれと言うか、、、)。

中国政府は、自分の国や国民性を熟知していて「和諧社会」をスローガンにしているのでしょうね。中国が一番欠いている部分ですから。

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