2010年9月23日木曜日

中国人スタッフが見た東京の印象 ~ その(2)

わが社の中国人の若者を見ていると、中国の20代の若者の考えがよく分かります。彼らは中国政府やマスメディアよりも自分の眼を信じます。ネット上の情報にしても、注意深く真偽の程を確かめているようです。彼らにとって温家宝首相は人気がありません。災害地などでの温家宝首相のパフォーマンスは、アカデミー賞ものだと揶揄されています

さて、「中国人スタッフが見た東京の印象」です。

北京から来たGさんが東京で最も気に入ったところは「明治神宮」だそうです。「銀座のデパート」なんて言わないところ、我社の若者はカッコいいでしょう!? 以下はGさんのメールから抜粋です。

  1. 日本は間違いなく清潔です。特に空気がキレイなので心地よいです。衣服がほこりだらけになる心配がないし、靴はドロで汚れる心配もありません。
  2. 東京は夜と昼では2つの違った都市のようです。昼は紀律があります。人は静かで淡々としています。しかし、夜は喧噪にまみれ喧しくなります。
  3. 地下鉄で本を読んでいる人が多い。見ていて大変嬉しく思います。
  4. 人は親切です。こういう事がありました。国会議事堂で入口を警備している警官に道を聞きました。すると、5メーターほど離れているにもかかわらず警官のほうから寄ってきて、親切に道を教えてくれました。これには驚きました。中南海の前にいる警備の解放軍に道を尋ねようとする人なんていません(中南海は天安門横の中国政府要人の官邸のあるところ)、追い払われるだけです。また、東京大学構内の掲示板と構内地図を見ていたら、門衛の詰所の年配の門番さんが「行き先は分かりますか?」と私に大きな声で尋ねてくれました。私は嬉しくなりました!
  5. 日本人は細いことまで礼儀正しいです。地下鉄で足を組んでいる人を見ませんでした(たまたま?)。席を奪い合ったり携帯で話をしている人はいません。喧嘩をしている人もいないし、確実に「和諧社会」といえるのではないでしょうか?(「和諧社会」とは今の胡錦濤・温家宝政権が掲げるスローガンで、中国は調和社会を目指すというもの)。
  6. 東京は上海と似ています。狭くて余裕がないところです。ビルが密集していてビルの上の階に行かないと周りがみえません。たぶん、しばらく東京にいるとプレッシャーを感じるのでしょうね。機会があれば日本の田舎に行ってみたいです。

    この他にも小さな出来事はいっぱいありました。一つ一つは説明しませんが、今回日本に来れたことは非常によかったです。

以上がGさんの東京の印象です。中国政府の日本に対する態度とはかなり違いますね

彼女からのメールは中国語でした。最後に「二郎脚」について少しだけ。地下鉄で「足を組む」と出てきましたね。中国語で足を組むは「二郎脚」と言います。「二郎神」という神様がいて足を組んでいる姿が残っていることから二郎脚と言うのだそうです。この「二郎神」は西遊記で孫悟空を追い詰めて幽閉した神です。

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