2011年5月21日土曜日

言葉は用いる人の心を表わす

靖国神社(大鳥居から大村益次郎銅像を見る)

決算書の署名に九段下の税理士さんのところに行ってきました。わが社は資本主義経済下での会社経営という意味では、ままごとのようなものです。税理士からすると、ボランティアなのか、はたまた、道楽なのか決算報告書にコメントしようがない状況です。しかし、文句をいうのはわが社のスタッフくらいで、社会に大した影響はありません。

国家となると話は違います。

民主主義は行きつくところまで行ってしまい、資本主義どころか、とうとう法治主義まで怪しくなってきました。「国民のみなさまの安心と安全」と声高に叫ばれるたびに、「言葉は用いる人の心を表わす」ということを痛切に感じます。国のリーダーたちを信用することができず、マスコミにより真実に迫るというジャーナリズム精神が存在しないとなると、復興に向けた「国柄」を共有するなんてレベルの話にならないでしょうね。

週末なので、頭を冷やして考えてみましょう。

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