2011年5月11日水曜日

北京のビジネス街


北京のビジネス街の一つ国貿センターの昼休みです。

南カリフォルニア、サンディエゴに向かうフリーウェイ405沿いのビジネスコンプレックスを思い起こさせます。カリフォルニアのビジネス街もアジア系でいっぱいですからね。

アダム・スミスは、「経済的な社会は、それにふさわしい道徳をうみだす」と言い、「商業の発展には『正直であること』と『時間を守ること』の二つが大前提となる」と主張しました。これらの道徳をわきまえた正しい品性というものは、国によって大きく異なります。アダム・スミスなんて聞いたこともない中国の若いビジネスパーソンは、自分の利益だけを追求していくのか、それとも経済の発展にふさわしい徳性を養っていくのでしょうか?

中国の問題はウルトラ格差と汚職です。大学生の就職ランキングは1位が公務員。理由はワイロで私腹を肥やすことができるからだと聞きます。明日は四川大地震から丸3年。この地震による死者は6万9197人、負傷者は37万4176人に上り、1万8222人がなおも行方不明となっているそうです。そして地震により広がる格差や私腹を肥やす役人が大きな問題となっています。

さて、日本の復興には日本人の誇りとか自信をともなって進んでいくのでしょうか?


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