2025年4月22日火曜日

クラプトンから学ぶ継続と感謝

 

エリック・クラプトンが2年ぶりに来日し日本武道館でコンサートが開催されています。武道館での公演回数は既に100回を越えており、海外アーティストとして最多の公演回数として更新されています。先週の武道館公演では毎晩このロバート・ジョンソンの、『Kind Hearted Woman Blues』がセットリストに入っていました。曲に入る前のフレーズまで一緒ですね。クラプトンは自宅でくつろいでいるときでもこの曲を弾いているのでしょうね。

人の喜びを自分の喜びとする。それが生きがいになる。感謝がなければ生きがいは生まれない。いくつになっても生き生きと毎日を過ごしている高齢者に共通しているのは、今を一生懸命生きる姿勢です。若い人にとって「終活」と言うと遠い遠い先のことのような気がしますが、日々の連続がゴール、つまり、“今”の積み重ねなのです。そういった意味でクラプトンはロールモデルかも知れません。またコンサルティングという仕事は、クライアントの喜ぶ姿を見て自分が幸せになるという姿勢がないと成り立ちません。最近の業界はコンサルタント側もクライアント側も感謝の気持ちが足りないような気がします(自省をこめて)。

私の場合ギターは中学生の頃に始めましたが、なかなか上手になりません。それは練習を継続しなかったり上手くなりたいという熱意が圧倒的に不足していることです。でも途切れ途切れでも弾くことを継続すると1ミリでも進歩します。文章を書くことも同じなのですが、記録に残しておくことで1ミリが見えてくる。いまは録画もパソコンやスマホで簡単にできます。自分の演奏を記録してたまに振り返ると違いが見えて楽しめるのです。主観的なものが有るや無しや、自分がどう感じるかが重要です。実際は1ミリも進歩してなくても、自分が進歩していると感じればそれでいい。それが、年を取る上での生きがいになる。

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