2009年1月5日
イスラエルとF22
今、アメリカの最新鋭戦闘機F22が問題になっている。
【12月11日 AFP フランス通信社】
マイケル・マレン米統合参謀本部議長は10日、景気減速によって国防総省の予算が削減される可能性があるとして、米空軍の最新鋭ステルス戦闘機「F22ラプター」の生産計画に疑問を呈した。マレン議長は、国防総省内で記者団に対し、「軍や国防総省にとっても、予算の圧縮・削減は重要だ。コスト意識に欠けた計画が多く存在しており、中止なども含め計画の絞り込みが必要だ」と述べた。その上でF22に言及し、すでに183機を保有している米空軍が65機の追加発注を検討していることを明らかにするとともに、「あまりに高価なシステムだと懸念している」と語った。
米航空宇宙機器大手ロッキード・マーチンと同ボーイングが共同生産するF22は、最新鋭機だが、1機あたり3億5000万ドル(約320億円)と生産コストが高く、これまでの配備でかかった費用は650億ドル(約6兆円)。ロバート・ゲーツ米国防長官を始めとするF22批判派は、F22ではイラクやアフガニスタンでの戦闘ような非正規戦には不適格だと指摘している。これに対し米空軍幹部は、F22は中国などの米国の潜在的な敵国との戦闘には適した機体だとして、F22計画を擁護。有力議員も、F22計画が全米で数千人の雇用を確保されていることから、計画の中止には消極的な姿勢を見せている。
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アメリカはF22をイスラエルに売りたい。
イスラエルをアメリカの兵器で武装してイランとの戦争に備えようとしているのではないだろうか?イスラエルが中東でドンパチやるとアメリカ企業は儲かるし、軍事産業を中心にかなりの雇用は確保できるだろう。F22は機体の生産コストも高いそうだが、メンテナンスが複雑でかなりのコストと人件費(ソフトウェアメンテナンス)がかかるらしい。アメリカ政府は、クリントンが大統領の時にF22のイスラエルへの売却を約束している。
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アメリカはF22をイスラエルに売りたい。
イスラエルをアメリカの兵器で武装してイランとの戦争に備えようとしているのではないだろうか?イスラエルが中東でドンパチやるとアメリカ企業は儲かるし、軍事産業を中心にかなりの雇用は確保できるだろう。F22は機体の生産コストも高いそうだが、メンテナンスが複雑でかなりのコストと人件費(ソフトウェアメンテナンス)がかかるらしい。アメリカ政府は、クリントンが大統領の時にF22のイスラエルへの売却を約束している。
ヒラリー&ビル・クリントン
アメリカの民主党がリベラルで平和主義だというのはちょっと違うと思う。拝金主義だから金のためならなんでもやると言うのは民主も共和も関係ないだろう。クリントン夫妻の場合は拝金だけじゃないと思うが(売名とかスターでいたいとか、、、)。先々週くらいのタイムに面白い挿絵があった。オバマが運転席に座っているのだけど、助手席のヒラリーが横から両手でハンドルを握っていて、後部座席からビル・クリントンが指示しているというもの。
アメリカの民主党がリベラルで平和主義だというのはちょっと違うと思う。拝金主義だから金のためならなんでもやると言うのは民主も共和も関係ないだろう。クリントン夫妻の場合は拝金だけじゃないと思うが(売名とかスターでいたいとか、、、)。先々週くらいのタイムに面白い挿絵があった。オバマが運転席に座っているのだけど、助手席のヒラリーが横から両手でハンドルを握っていて、後部座席からビル・クリントンが指示しているというもの。
新大統領のオバマは未知数で、やはり、EU諸国は「オバマは外国人じゃないか、、」と思っている感じがする。そもそも、アメリカという国全体が外国人の国になってしまっているのかも知れない。ヨーロッパはローマ帝国の内と外の逆転が崩壊の原因だと言うことをよく勉強しているだろうから、アメリカの崩壊はローマ帝国と同様だが、もっと急速に起こるのではないかと予測しているのかも知れない。アメリカはクリントンの8年で大きく変わったように感じる。ここでは詳しく述べないが、一番大きな点は中国共産党(当時の江沢民)と手を握ったことではないだろうか?これは日本にとっては痛いところだ。
わが日本国はどうなるのだろうか?
日本はアメリカにとって安全パイだから金さえ出させておけばいい。でも日本の金が底をついてくると日本に代わる「金づる」が必要となる。人民解放軍をアメリカの最新兵器で近代化しようとまでは言わないけど、アメリカ政府は中国は大事なアメリカのお客さんだと思っていることは間違いない。中国は外貨をドルでいっぱい持っているから日本よりもアメリカ国債を買ってくれる余力があるかもしれない。
日本は徐々にアメリカと中国の2つの国の統治国のようになって行くのだろうと思う。しかし、日本や日本人の生活は今までとあまり変化がなくて、同じように淡々とハッピーな日本列島の毎日は続くのではないだろうか。アメリカと中国という2つの超大国。拝金主義で自己中心的なところは優劣がつけ難い。本当によく似ている。2つの国で生活してみて実感した。民意でもって日比谷公園に派遣切りされた人たちのためにテントをいっぱい準備したところなんかは、日本は世界で一番の民主国家かもしれない。早急にアクションを起こす決断力があったことも驚きだった。
日本と周辺の国々
日本は地理的に非常に難しい位置にある。もし日本がひょっこりひょうたん島になって情勢に応じて列島全部が移動できると理想的なのだが。
日本がキャスティングボードを握ってアメリカや中国を舵取りするなんて有り得ない。
日本がキャスティングボードを握ってアメリカや中国を舵取りするなんて有り得ない。
中国共産党はかなり瀬戸際にきている。統制しているとは言え民衆が自由の空気を知ったのが大きな原因だ。中国はアメリカと近づきながら日本に対しては益々強硬に出てくることが予想される。胡錦濤と温家宝はこれ以上日本と近寄ると失脚するのは間違いない。オリンピックも終わったことだし、もう日本の機嫌をとる必要もない。福田康夫さんも立派に中国にとっての役目を果たした。中国の格差問題と失業率は他の外国の比じゃない。民衆のアテンションを外に向けないと大きな反乱が起こる。いつまでも阿Qのような民衆ばかりではないのだ。
韓国も大同小異。ウォンの下落、経済は破綻状態。民衆に日本攻撃にフォーカスさせないとソウルでも暴動がおこる。だから竹島なんかは必要以上に愛国心をあおっているのだろう。
北朝鮮は核を武器に(あるのかどうか知らないけど)今後も日本を軽くあしらい続けるだろう。日本に関して彼らは、「日本はアメリカのポチだ。何もできっこない。アメリカは自分たちに関心ないだろうしな」と認識しているだろう。
周りの国が日本を独立自主の国だと認めていない以上は日本がキャスティングボードを握ることはない。比較的日本に友好的な台湾と一緒になって新しい国を作るアイデアもあるかもしれないけど、両国ともリーダー不在だから無理だろう。
オバマは全体を掌握できるか?
戦争はしないほうがいいにきまっている。でも、これまでの歴史でアメリカが戦争以外で経済を立て直したことはあるのだろうか?
戦争はしないほうがいいにきまっている。でも、これまでの歴史でアメリカが戦争以外で経済を立て直したことはあるのだろうか?
ルーズベルトのニューディールだって今では疑問視されている。戦争に突入したから世界恐慌から立ち直ったと言っている人のほうが多いようだ。自民党の中川秀直さんが「日本はニュー・ニューディールだ!」とか言ったそうだけど、本当に理解して言っているのか心配になる。
どうもオバマはベテランに実際の仕事を放り投げようとしているような気がする。または、老獪な政治家にとってのチェンジ、チェンジと叫ぶ広告塔になっている可能性はないのか?ヒラリーは「アメリカにとって21世紀の最重要国家は中国だ」と主張している。また、アメリカの政治家で最初に中国を「戦略的パートナー」と言ったのは夫のビル・クリントンだ。もしかしたらオバマがヒラリーを仲間に加えざるを得ない何か裏の取引があったのかも知れない。
オバマ政権の内閣
- Rahm Emanuel /White House Chief of Staff、ビル・クリントンの片腕、元投資銀行家
- Robert Gates /Secretary of Defense、留任(イラク戦争主導)、元大学学長
- Hilary Clinton /Secretary of State、 ビル・クリントン夫人
- Timothy Geitner /Secretary of the Treasury、ビル・クリントン政権(ルービン長官の部下)
- James Jones /National Security Advisor、海軍大将(戦争のプロ)、元NATOのトップ
エマニュエルは非常に高圧的で強引なスタイルからRahmというファースト名からRahmboと言われたこともあるらしい。話すところをニュースで見たが、何となく分かるような気がする。クリントン夫妻とは人生観が近いかも知れない。ガイトナーという人は育ちからすると(お父さんはフォード財団の人で、アジア各国で育ったらしい)少々温和な気もする(NY連銀 FRBのトップも務めていたそうだから優しくはないと思うが)。ロバート・ゲーツはイラクからアフガンに戦線が移ったら辞職すると言われている。果たしてオバマがホワイトハウスでエマニュエル、ヒラリー、ジョーンズの3人を掌握できるのだろうか?
(続く)
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