
2009年1月4日(1)
イスラエルがガザを空爆した
中東問題は紀元前にもさかのぼる長い歴史があって複雑でよくわからない。よく分からないから私はアラブ側でもイスラエル側でもない。いつも気の毒なのはパレスチナ難民だ。はっきりと言えることは宗教の力は恐ろしいということ。世界の国は究極的には宗教でつながっていることがよくわかる。
今の日本は宗教がないも同然だからこういった感覚は分からないのだろうと思うし、私自身も宗教心は持ち合わせていないので分からない。歴史の浅いアメリカは壊れたように無茶苦茶ばかりやっているけど最終的にはカソリックやプロテスタントやユダヤ教でつながっているんだろうと思う(神様の数という意味でも日本とは異なっているが)。
今回のイスラエルのガザ侵攻はタイミング的に何となくきな臭い匂いがする。アメリカが招いた世界的な金融危機、それに、共和党のブッシュ政権から民主党のオバマへの政権交代の直前というタイミング。アメリカ経済復興の目玉となる材料がない、、、等々。
昨日(2009年1月3日)、ブッシュ大統領がイスラエルを支持するような発言をしていたのをCNNで見た(実際には、「ハマスがミサイル攻撃を継続する限りイスラエルを支持する」と言っていた)。
戦争が勃発すると誰が得をするか?
イスラエルの戦略は「戦争は必ず敵地領内で行う」らしい。これは、アメリカの戦闘戦略と同じだ。敵地に先制攻撃を行うか、代理戦争をさせるか。アメリカの産業の最後の砦はやはり兵器産業だろう。新しいテクノロジーも大概が軍事産業から生まれる。イスラエルがパレスチナを空爆したり、ミサイルを撃ち込むたびに誰がもうかるのだろうか?
イスラエル軍の主力はマクドネル・ダグラス社(現在のボーイング社)のファントムだし、銃はアメリカのコルト社製のM4カービン。ちなみにボーイングは民間の旅客機が売れないのでマクドネル・ダグラス社を1997年に買収したことは周知の事実だ。ウォールストリートの金融街、または、NYのビジネス街はユダヤ人で成り立っている。今のアメリカはユダヤ系アメリカ人が動かしていると言っても過言ではないかも知れない。ユダヤ人の国であるイスラエルに反対する意見は通り難いのは事実だろう。
念のためだが、私はユダヤ人に対する偏見はない。日本の世の中が日比谷公園の派遣テント村に注目している間に世界は恐ろしいことになろうとしているかも知れない。
2009年1月4日(2)
少しだけイスラエル軍
イスラエル軍はアメリカからの多額の軍事援助金でアメリカ企業(ボーイング社、コルト社、、、等々)から武器を買っている。ドルが流動する。もしかしたらイスラエルは軍事教育や戦争そのものをチェイニー副大統領が関与すると言われているハリバートン社なんかにアウトソースしているかもしれない。湾岸戦争とかイラク戦争の下請けはハリバートンがメインの業者だったと聞いたことがある。軍事はハイテクそのものだから、勤勉なジューイッシュのイスラエルの若者はハイテク分野でも開発力とか応用力を発揮するのかも知れない。ハイテク機器を運用して改良していくにはアメリカの片田舎から来た兵士よりもイスラエルの若者を使ったほうが改善速度が速いのかもしれない。
ご承知だと思うが、私は軍事産業のことやハリバートン社のこととかよく知らない。
少しだけイスラエルの歴史
ユダヤ教とキリスト教とイスラム教、それぞれが聖地とするエルサレムの取り合い。
戦いは紀元前から続いている。キリスト教もイスラム教もユダヤ教から派生したものなのに。世界を牛耳るアメリカの歴史はたかだか200~300年。でもエルサレムの戦いは2000年以上続いている訳だ。第二次世界大戦後にイギリスがイスラエルという国を今の場所に作ったのが問題の発端だろう。実際、イランのマフムード・アフマディーネジャード大統領は、「イスラエルは欧米諸国のどこかに作ればいいじゃないか」と言っている。はっきりと言うから、それも、NYの国連やコロンビア大学で演説するからアメリカはよけいに頭に来る。
イスラエルがガザを空爆した
中東問題は紀元前にもさかのぼる長い歴史があって複雑でよくわからない。よく分からないから私はアラブ側でもイスラエル側でもない。いつも気の毒なのはパレスチナ難民だ。はっきりと言えることは宗教の力は恐ろしいということ。世界の国は究極的には宗教でつながっていることがよくわかる。
今の日本は宗教がないも同然だからこういった感覚は分からないのだろうと思うし、私自身も宗教心は持ち合わせていないので分からない。歴史の浅いアメリカは壊れたように無茶苦茶ばかりやっているけど最終的にはカソリックやプロテスタントやユダヤ教でつながっているんだろうと思う(神様の数という意味でも日本とは異なっているが)。
今回のイスラエルのガザ侵攻はタイミング的に何となくきな臭い匂いがする。アメリカが招いた世界的な金融危機、それに、共和党のブッシュ政権から民主党のオバマへの政権交代の直前というタイミング。アメリカ経済復興の目玉となる材料がない、、、等々。
昨日(2009年1月3日)、ブッシュ大統領がイスラエルを支持するような発言をしていたのをCNNで見た(実際には、「ハマスがミサイル攻撃を継続する限りイスラエルを支持する」と言っていた)。
戦争が勃発すると誰が得をするか?
イスラエルの戦略は「戦争は必ず敵地領内で行う」らしい。これは、アメリカの戦闘戦略と同じだ。敵地に先制攻撃を行うか、代理戦争をさせるか。アメリカの産業の最後の砦はやはり兵器産業だろう。新しいテクノロジーも大概が軍事産業から生まれる。イスラエルがパレスチナを空爆したり、ミサイルを撃ち込むたびに誰がもうかるのだろうか?
イスラエル軍の主力はマクドネル・ダグラス社(現在のボーイング社)のファントムだし、銃はアメリカのコルト社製のM4カービン。ちなみにボーイングは民間の旅客機が売れないのでマクドネル・ダグラス社を1997年に買収したことは周知の事実だ。ウォールストリートの金融街、または、NYのビジネス街はユダヤ人で成り立っている。今のアメリカはユダヤ系アメリカ人が動かしていると言っても過言ではないかも知れない。ユダヤ人の国であるイスラエルに反対する意見は通り難いのは事実だろう。
念のためだが、私はユダヤ人に対する偏見はない。日本の世の中が日比谷公園の派遣テント村に注目している間に世界は恐ろしいことになろうとしているかも知れない。
2009年1月4日(2)
少しだけイスラエル軍
イスラエル軍はアメリカからの多額の軍事援助金でアメリカ企業(ボーイング社、コルト社、、、等々)から武器を買っている。ドルが流動する。もしかしたらイスラエルは軍事教育や戦争そのものをチェイニー副大統領が関与すると言われているハリバートン社なんかにアウトソースしているかもしれない。湾岸戦争とかイラク戦争の下請けはハリバートンがメインの業者だったと聞いたことがある。軍事はハイテクそのものだから、勤勉なジューイッシュのイスラエルの若者はハイテク分野でも開発力とか応用力を発揮するのかも知れない。ハイテク機器を運用して改良していくにはアメリカの片田舎から来た兵士よりもイスラエルの若者を使ったほうが改善速度が速いのかもしれない。
ご承知だと思うが、私は軍事産業のことやハリバートン社のこととかよく知らない。
少しだけイスラエルの歴史
ユダヤ教とキリスト教とイスラム教、それぞれが聖地とするエルサレムの取り合い。
戦いは紀元前から続いている。キリスト教もイスラム教もユダヤ教から派生したものなのに。世界を牛耳るアメリカの歴史はたかだか200~300年。でもエルサレムの戦いは2000年以上続いている訳だ。第二次世界大戦後にイギリスがイスラエルという国を今の場所に作ったのが問題の発端だろう。実際、イランのマフムード・アフマディーネジャード大統領は、「イスラエルは欧米諸国のどこかに作ればいいじゃないか」と言っている。はっきりと言うから、それも、NYの国連やコロンビア大学で演説するからアメリカはよけいに頭に来る。
面と向かってアメリカに楯突くヤカラはそう多くはいない。イスラエルはもともと住んでいたパレスチナの人たちを追い出して与えられた領土を拡大しにかかった(もっと大昔はユダヤ教を信じる色んな人たちが住んでいた)。エルサレムに関してもイスラエルだけが自分らの首都だと言っているのだが、世界は認めていない。
オバマ政権はどう対応するのだろうか?
イスラエルはオバマ政権になるとやりにくいかもしれない。もしかしたら、新大統領オバマがどういう態度に出てくるか分からないので、このタイミングでドンパチ始めたのかも知れない。国連決議でも常任理事国のアメリカが反対したら国連は強制停戦決議できない。アメリカは早々とブッシュがイスラエル支持を発表している(具体的には「ハマスが悪い」と言っている)。
オバマ政権はどう対応するのだろうか?
イスラエルはオバマ政権になるとやりにくいかもしれない。もしかしたら、新大統領オバマがどういう態度に出てくるか分からないので、このタイミングでドンパチ始めたのかも知れない。国連決議でも常任理事国のアメリカが反対したら国連は強制停戦決議できない。アメリカは早々とブッシュがイスラエル支持を発表している(具体的には「ハマスが悪い」と言っている)。
実際のところは分からないけど、今回の戦争は長引けば長引くほどドルが流動するし、アメリカの軍事産業にお金が落ちるようになっているのではないか?1月20日がオバマの就任式だから、それまでは毎日ハイテク兵器を撃ちまくるのではないだろうか?2週間続けるとかなり在庫ははけるだろう。
(続く)
0 件のコメント:
コメントを投稿