2011年4月2日土曜日

節電のため運転を停止しております

駅も電車の中も暗い

コンピュータのシステム設計にキャパシティプラニングというのがあります。 システムが処理する負荷の種類や量を明確にして、それらのデータを基にシステム構成を決定するのです。ユーザーのビジネス上の要求などのサービスレベルを把握することも重要です。 このキャパシティプラニングのキーポイントは以下の点です。

すべての業務プロセスの負荷情報を収集して分析する必要はありません。一番重要な業務処理のタイミング(例えば月末に受発注が集中するとか)、つまり、ピーク時を乗り切ることを考えることです。ピークを乗り切るためのキャパシティの見積もりも色々と考慮点があります。10%多めに見積もるか50%を考えるかは、ビジネスの成長をベースに予算やシステムを設計する人のセンスが関係します。日本人は、ぎりぎりのところを考える傾向にあるようです。

計画停電って意味不明です。これは、NYタイムスが書いた「self-restraint(自粛)」の極端な行動じゃないですか?

Jishuku is the easiest way to feel like you’re doing something, though perhaps there isn’t much thought put into how much these actions make a difference over all.” (Mar 27 2011 New York Times)

自粛は、自分も何かやっていることを感じる最も簡単な方法だ。恐らく、自粛することが全体にどれだけ影響を与えるかは考えていないのであろう。

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