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判官贔屓(ほうがんびいき)とリーダーシップについて一言。
日本人は判官贔屓です。力を持った人は好まれない。頼朝よりも義経を贔屓する傾向にあります。日本人にとって義経を執拗に追いかける頼朝は、権力を手にした暴力装置に見えるのでしょうね。
力で押さえ込むのが欧米型リーダーシップです。中国もそうでしょう。日本人の言うリーダーシップって、優れた調整能力のことを言っているのでしょうか?アメリカ企業のリーダーは、独裁者(dictator)として君臨します。そして、調整は外部のコンサルタントに任せる場合が多いようです。
経済がグローバル化するということは、国家間の力(power)のぶつかり合いです。優しさというのは日本が守るべき価値だと思いますが、国際社会は「虎の穴」のようなものです。力(power)の最終装置は軍隊(核)だと理解しているのです。日本の政治家の皆様には十分に理解していただきたいですね。
今の状況で秩序が保たれている日本って、日本人が判官贔屓で弱者(政権政党)に対する同情で成り立っているからなのでしょうか?
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