2011年1月25日火曜日

中国で忘年会

中国の春節(旧正月)は、1年で一番大きなホリデーシーズンです。多くの企業は春節前に忘年会と新年会を兼ねたオフサイトのミーティングを行います。

実は、中国には日本の「忘年会」はありません。「忘」という字の印象が暗くて後ろ向きだから、「忘」は使いません。そこで、「忘」と発音が同じ「旺」を使って「旺年会」と言います。「忘年会」も「旺年会」も発音するとwang nian hui(わーんにえんほい)です。「旺」は“旺盛の旺”、日の光が四方に広がるという意味です。まぁ、漢字はどうあれ、忘年会なんて日本から伝わったのでしょうね。

ibgの旺年会は蘇州太湖でした。

マネジメントの目的は、オフサイトのミーティングを通じてビジョン(Vision)の共有、つまり、お金だけでつながらない強固な組織の構築です。しかし、若いスタッフは、昨年度の業績に合わせたボーナスや紅包(お年玉)を手に入れるチャンスと期待しています。

国籍や世代のギャップを超えて「All for One, One for All」の関係ができるか?経済的な満足、個人の成長に対する確信、そして、平穏な精神状態、これら3つをバランスさせながら、組織としてのVisionを共有してもらう。果たして今年はどう進化するでしょうか? 楽しみですね。

旺年会は蘇州太湖牛仔郷村(カウボーイ・カントリー)


宴会の企画・司会進行は去年入社の新人

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