2010年7月17日土曜日

朋、遠方より来たる


夕べは、ホームパーティでした。サンフランシスコから老朋友(ラオポンヨウ)が来たので、友人が集まりREUNIONです。 しばらく、論語の話はやめようと思ったのですが、正に論語の冒頭の部分、「朋有り遠方より来たる。また楽しからずや」ですね。

論語は知らなくても、この部分を知っている方は多いと思います。ところが、この部分は様々な解釈が存在します。「近くからだけでなく遠くからも朋がやって来る」、「遠くから人が来て朋になる」、「同じことを学ぶ同士が遠くからやって来る」、等々です。

私の解釈は、「旧友と久しぶりに会った時に恥ずかしくないよう、日頃から問題意識をもって勉強しておきなさい。そうすれば、高いレベルの議論ができて、それは人生で一番大切なことなのよ。世間が認めてくれなくても、痩我慢でもいいじゃないの。常に学んでおけば旧友はちゃんと敬意を払ってくれる、それでこそ君子たるものだ」です。

どうでしょうか?

子曰。學而時習之。不亦説乎。有朋自遠方來。不亦樂乎。人不知而不慍。不亦君子乎。

子(し)曰(いわ)く、学(まな)びて時(とき)に之(これ)を習(なら)う。亦(また)説(よろこ)ばしからずや。朋(とも)有(あ)り、遠方(えんぽう)より来(き)たる。亦(また)楽(たの)しからずや。人(ひと)知(し)らずして慍(いきど)おらず、亦(また)君子(くんし)ならずや。

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