2010年2月15日月曜日

老犬介護 (2)

3、4日前から老犬の様子がおかしくなりました。上の写真のようになったので、日曜日の午前中に近所の獣医さんに連れて行きました。

獣医さんは、日曜日にもかかわらず予約なしで診察してくれました。これは、ニューヨークでは有り得ないですね。診察料も恐らくアメリカの4分の1くらいでしょう。日本は、人間の医療だけでなく、犬に対しても優しいことが証明されました。

血液検査をして注射を4本打ちました。心臓も腎臓も肝臓も弱っていて、後期高齢犬のサンプルのような状態です。 成田の3ヶ月係留がこたえたのでしょうか。

「老犬にとって3ヶ月は3年くらいかもしれない」と獣医さんに言われてドキッとしました。

しかし、我が家の老犬には申し訳ないのですが、狂犬病のない日本への動物の入国検疫は厳しくあるべきです。アメリカや中国、そして、世界の多くの国々は、まだまだ狂犬病の危険があるわけですから。

日曜の午後は、相変わらずぐったりしていたのですが、月曜の朝にはヒョコヒョコと歩けるようになりました。水や食べ物も少々口にしたので、このまま回復してくれればと思っています。

処置をせず自然に任せると、老衰で亡くなっていたのでしょう。犬も寿命が延びるわけです。 これも人間のエゴでしょうか?

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2 件のコメント:

  1. 回復しますように祈っています。犬の負担にならない処置はしてあげてください。エゴではないと信じています。

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  2. 有り難うございます。だいぶ回復してきました。ただ、目が離せないですね。

    人間だと、自然科学、つまり、医者の医療の領域があって、どっかのタイミングで哲学の世界に移って死がやってくると思うのですが、犬の場合は口がきけないし、哲学の部分というのはどうなんでしょうね。

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