2010年2月12日金曜日

アメリカンスクール・イン・ジャパン


「日本にあるアメリカンスクールに小さい頃から通わせたい」というお母さんたちの声を聞くことがあります。

ネット上でも様々な情報が飛び交っているようなので、アメリカンスクールのことを少し説明させて下さい。

まず、インターナショナルスクールとアメリカンスクールの違いを理解する必要があります。インターナショナルスクールには、横浜中華学校、東京韓国学校、カナディアンアカデミー、朝鮮学校、神戸ドイツ学院等、各種各様です。アメリカンスクールはインターナショナルスクールの一つです。日本国内におけるインターナショナルスクールは、学校法人による私立学校から無認可校まで多様です。先ず、卒業して得られる資格を確認することが重要です。

息子は、アメリカの義務教育であるK-12(ケイ・トゥ・トゥエルブ:キンダーから12年生)の最後の数年を調布のアメリカンスクール(調布にあるASIJ:American School In Japanと呼ばれる学校です)に通いました。私が、仕事の関係でニューヨークから上海に異動することになったからです。上海のアメリカンスクールと調布のアメリカンスクールを実際に行ってみて話を聞いて、比較検討した結果、息子は調布のアメリカンスクールに行くことにしたのです。

調布にあるASIJは、基本的にはアメリカ人の公立の義務教育課程に準拠しています。つまり、日本の文部科学省の学習指導要領に沿った教育を行わないことから、日本の学校教育法に基づく学校制度においては各種学校扱いとなるため、長年の間日本の小学校、中学校、高等学校の卒業資格は得ることができませんでした。

2003年10月、文部科学省の中央教育審議会教育制度分科会が開かれました。学校教育法施行規則及び告示の一部改正が行われ、ASIJは、セント・メリーズ・インターナショナル・スクールや、清泉インターナショナルスクール学園などの他のインターナショナルスクールとともに、第12学年を修了した場合、「(日本の)大学入学に関し高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者」と指定され、日本の高等学校卒業と同じ資格を受けられることになりました(文部科学省HPの「大学受験資格について」で確認して下さい)。

下のスライドは、ASIJに通わせる長所と短所をまとめたものです(息子との会話をベースに作成しています)。


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