2012年4月3日火曜日

様々な事を思い出すサクラ


さまざまの事おもひ出す桜哉  芭蕉

入学式は春がいい。 桜の咲くころがいいにきまっています。

松尾芭蕉の人生哲学は「不易流行」ですが、「不易」とは変わらないもの、つまり、真理です。 「流行」は流行ですから時とともに変わっていくものです。

キョロキョロと流行ばかり追いかけていては、グローバルに通用する人材にはなれませんよ。 欧米の個人主義だって自分のいる場所に立脚しているのですから。

国の成長も人の成長も「不易」と「流行」のバランスが重要です。 コンサルタント的に言うならば、不易とはCore Valueです。

私みたいな老百姓でも春になれば様々なことを思い出します。 日本人ですからね。

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2 件のコメント:

  1. この句が大好きです。
    時代は変わっても、さくらに対する日本人の思いは変わらないですね。

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  2. 小学生の頃、西公園の桜の中で写生会に参加したことや、福岡城跡の桜なんて思い出しますね。

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