夕食のスペアリブ
皿洗いがわりと好きです。たとえカレーを作ったあとの鍋でも。料理も好きですが、皿洗いも実は好きです。
なぜかというと、洗い終わったときに「スッキリ!」と思えるからかもしれません。すぐ終わるし、目に見えて成果がある。簡単に達成感を味わえます。
我が家には食洗機が2台あります。ひとつは外国製の立派なモデルです(20年以上前のものですが)。たしかに食洗器は便利ですが、私はずーっと手で洗っています。ただ、あまりに使わないと食洗器は壊れるので、時々は中に何も入れずにスイッチだけ入れています。そういう無駄みたいなことも、ちょっとおかしくて好きです。
子育ての時期には、小さな「できた」にたくさん出会います。子どもがひとりで靴を履けたとか、初めてトイレに成功したとか。そんな日は、なんでもない日でもちょっと特別な気がしました。
でも、年を重ねると、「できたね」と言ってもらえる場面はほとんどなくなります。むしろ、「うざい」「話が長い」「何度も同じこと言う」なんて思われがちです。まあ、実際そうなのかもしれません。高齢者は総じて独善的ですからね。
でも、たとえば皿を洗って、「きれいになった。ひと仕事すんだな」と思えるだけでもちょっと違う。自分のなかだけの、小さな「できた」。誰かに評価されなくても、それがあると気持ちは少し整います。
そういう達成感があれば、年を取ってからの日々も、少しだけ豊かになる気がします。
、、、知らんけど。
***
0 件のコメント:
コメントを投稿