2012年6月29日金曜日

我々が出会う人々


エリック・ホッファー 『情熱的な精神状態』

我々が出会う人々は、我々の人生の劇作家や舞台監督だ。 彼等は我々に役を与え、我々は自分の意志にかかわらずその役を演ずる。 それは、われわれが模倣するロール(手本)じゃなくて、彼等の目に映る我々そのものであり、彼等の言葉の中に自分の言葉がエコーのように響くのだ。The people we meet are the playwrights and stage managers of our lives: they cast us in a role, and we play it whether we will or not. It is not so much the example of others we imitate as the reflection of ourselves in their eyes and the echo of ourselves in their words.

少し前、blogに人間関係も経費のように精算するのではなく、キャピタライズ(資本化)していかないといけないと書きました。 人間関係は将来に対する投資のようなものです。 悪い連中の中にいたり一人ぼっちだとリターンは期待できません。 自分が属するネットワーク(人間交際)のレベルが高く、そのネットワークへの投資、つまり、貢献や義理(正義の道理)を継続すれば、確実なリターンが返ってくると思います。 これが私の考える「セイフティ・ネット」です。 自分で構築していかないとね。 国は助けてくれませんよ。 

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