2012年6月27日水曜日

教育って恐ろしい

国民の代表機関

教育って非常に恐ろしい。 間違ったまま継続すればするほど致命的な害悪をおよぼします。 幸い私は幼稚園の大脱走からはじまり、学校とは自主的に一定の距離を置いていたので、被害は最小限にとどめられたと思っています。 

今の日本を見ていると、明治初期に福沢諭吉が指摘した様々なことって、殆ど解決されないまま今に至っていることが明白です。 福沢さんという人は、「国民一人ひとりが賢くならないと世界に伍していく近代国家にはなれない」と心底信じていたのでしょう。 だから、政界に打って出ず教育界にどどまった。 福沢さん一流の謙虚さなのかもしれない。 私は長いあいだこの人を誤解していました。

日本の政治も世の中も、こういった教育の当然の帰結としてあるのだと思います。 マスコミや評論家もそうですね。 一緒になって無茶苦茶な乱闘騒ぎになっています。 誰がヒーローで誰がヒールか分からない。 『水戸黄門』や『007シリーズ』のように単純明解な勧善懲悪がいい。
  
久しぶりに、エリック・ホッファー 『情熱的な精神状態』から。

われわれは、他人を非難しているとき、実は言い訳ばかりしていることがよくある。自己正当化すればするほど自らの独善性は高まる。Sometimes when we accuse others we are actually excusing ourselves. The more we need to justify ourselves, the greater will be our self-righteousness.
  
えっ、私のこと?

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