2010年6月10日木曜日

子どもと始めるブルースハープ

Eのブルースをやる場合、ブルースハープではキーAのハーモニカを使用します。これをセカンドポジション奏法と言います。一方、A調の曲でキーAのハーモニカを使うのは、ファーストポジションと言います。こちらは、正統派フォークソングのハーモニカです。

少しばかりカッコイイことを試してみたいあなたは、ファーストポジションを忘れて、ひたすら不安定なセカンドポジションを追求して下さい。 つまり、明るく健康的な「ドレミファソラシド」を忘れる。その代わり、3番、4番、5番の穴を強く「吸って」、「ちょっとだけ吹いて」、「吸って」、「吸ったら」ブルースになります!

3番の穴(シ)と4番の穴(レ)を強く吸うとベンドされて、それぞれ「シ♭」と「レ♭」になります。5番の穴を吸うと「ファ」です。これがブルースで使うブルーノートスケールと言われるものなのです。

試して見ましょう。

子どもにギターの6弦だけを開放弦で(左手は何も使わず)ボンボンボンボンと弾かせて(小学一年生でも出来ます)、あなたは、キーAのハープの3番、4番、5番の3つの穴を同時に吸って、吹いて、吸って、吸ってをギターのボンボンボンボンのリズムにのって繰り返します。

ほら、ブルースになったでしょう!

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