2010年6月1日火曜日

毛沢東の教育方針は実現されなかった

(なんの花だかわかりますか?)

先日、赤い小さな毛主席語録が本棚から出てきました。 何処で買ったのか思い出せませんが(たぶん1980年代初期の北京の本屋?)、日本語版で1966年初版と書いてあります。高く売れないですかね?毛語録の内容はたいしたことありません。少しだけ教育に関する部分があったので、ご紹介します。

十六、教育と訓練

われわれの教育方針は、教育をうけるものを、徳育、知育、体育のいずれの面でも成長させ、社会主義的自覚を持つ、教養をそなえた勤労者にそだてあげることである。「人民内部の矛盾を正しく処理する問題について」(1957年2月27日)

「社会主義的」を「資本主義的」に言い変えれば、今の日本でも通用しますね(今の日本は中国よりも社会主義的ですが、、、)。現代の中国は、資本主義、それも、ウルトラ資本主義になったのですが、徳育の部分に問題があるようです。今後は日本の10倍ほどのスケールで高齢化社会がやってくる中国で、徳育がこのままだとどうなるのでしょうか?(勿論、日本も問題ですが、、、)。

昨日は、新横浜に行くのに、新幹線に乗ってしまいました。失敗、失敗。時間をお金で買う必要のない隠居の私としては、時間がかかっても安い方法で行くべきでした。帰りは京浜東北と横浜線を乗り継いで帰ってきました。

写真の花は庭に咲いたオリーブの花でした。

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4 件のコメント:

  1. 渋谷から東横線で菊名乗り換えで新横浜というルートがほぼ最安で早いです。
    八王子経由で横浜線というルートもあります。

    やっとコメント入力できました。

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  2. 新幹線の切符を迷わず買った自分に腹立たしく自己嫌悪に陥りました、、、。復路は横浜線も考えたのですが、中央線の魅了に負けてしまいました。

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  3. 中国の高齢者向けの年金や健康保険など、社会保障制度は、どうなっているんですか?興味深いところです。

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  4. 中国の高齢化問題(中国では「老齢問題」と言っています)は、日本や韓国の政策を参考に中国独自の戦略・対策を立案しなければならないというのが現状です。

    上海の街では、高齢者のグループが集まっているのが眼につきました。文化大革命で儒教的なものは、跡形もなく消え去ったかというとそうでもなく、やはり、「孝」の精神は、弊社の若者の間にも残っているようです。自分たちのこれからの生活、親の高齢化、保険や社会制度の不備等々、全てが日本の10倍のスケールで、問題は大きいと思います。

    私個人の意見では、natural born merchantの中国人は、高齢化社会を利用して高齢化産業(養老行業)を形成していくのではないでしょうか?日本のように政府は優しくないですからね。

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