2010年3月10日水曜日

第4回 座談会の話題から

上のスライドは、「コンサルタント育成のフレームワーク」として我々が使っているものです。

コンサルタントは、それぞれが専門的なスキルをもって仕事をしているわけですが、一番大事なことは、赤線で囲んだ基礎の部分です。この「アトリビュート」と「基本スキル」ができていないのに、専門スキルだけあっても、これはコンサルタントとして成功はしません。そして、これらの基本的なスキルは、大人になってからでは手遅れであるものも多く、子どもの頃からの積み重ねによる部分が大きいのです。

例えば、コミュニケーションスキルです。コミュニケーションスキルは、ビジネスの世界で重要とされており、入社試験でもキーポイントであると言われています。しかし、企業の面接担当者は、コミュニケーションスキルがどういったことか、ちゃんと理解して大学生を面接しているのでしょうか?かなり怪しいですね。

コミュニケーションスキルとは、自分を知り自分を表現し、かつ、相手の立場を理解できるということです。これが大前提です。最近の言葉では、「KY(空気が読める)」と言うことかも知れません。孫子の兵法で言えば、「知己知彼、百戦百勝」です。

では、このコミュニケーションスキルはどうやって形成されるのでしょう。

私は子どもの頃の読書に端を発するのではないかと思っています。つまり、読解力の養成です。本を読んで読解力を養うことが、コミュニケーションスキルの基礎になるのです。読解力がないのにビジネスの交渉で相手の気持ちを読むことは簡単にはできません。読解力が不十分で日本語の会話がままならない情況で、外国語でのコミュニケーションとなると、ひっくり返っても出来ない相談なのです。

上のスライドの一番下のアトリビュートの多くは、子どもの頃からの積み重ねだと思います。そして、コミュニケーションの基礎となるものです。

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2 件のコメント:

  1. このモデリングは大変に参考になります。私の年では既に遅いかもしれませんが、このモデルで自分の足りないスキルを見つけて補強したいと考えています。

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  2. お役に立つのであれば光栄です。

    各人が足りないところがあり、恐らくそれは一生努力するしかないのでしょうね。私なんかほとんど出来ていない、、、。

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