2013年2月22日金曜日

リーダーシップは育たない

日本に、リーダーシップが重要だという認識がどれ程あるのか疑問なのですが、日本というのはリーダーが育ちにくい環境にあることは間違いないと思います。

日本という国は、良く言うと優しい、しかし、過保護であることが常態化している。自分で難しい選択をしなくても、ちゃんと生きていける仕組みが出来上がっています。しかし、「もっと、もっと」という要求は増大し、いつか破たんするのです。だから、苦渋の決断もして行かなければならない。 それはリーダーシップであり、リーダーの役割です。

日本はリーダーシップが育ち難い土壌です。リーダーシップは、人生の中で苦渋の選択を繰り返しながら芽生え、強化されていくからです。人は、厳しい決断ができる人を見て、その人をリーダーと呼ぶものです。

社会なのか世間がお膳立てをして、それに乗っかっていれば、ほぼ間違いなく生きていける状況であれば、リーダーシップは育たないと思うのです。成長する環境が、リーダーシップの「cradle(揺りかご)」にも「incubator(保育器)」にもならないから。

"cradle of leadership"

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