2012年7月6日金曜日

何度もやりなおす

1976年大阪のライブハウスのスケジュールです。当時の大阪ってなぜかブルース一色でした。
 
昨日は、Freeの「All Right Now」(1970年)の前奏を弾いてみました。 YouTubeはスゴイですね。 当時の映像がありました。 ギタリストのポール・コゾフの手元が映っています。 人差し指から小指までを大きく開いた押さえ方をしています。 単純に5フレットでAとDコードの繰り返しだと思っていたら大間違いでした。 40年間勘違いをしていました。

何度もやりなおすのはいいですね。 以外な発見があり非常に効果的です。

ブリティッシュロックは10代後半から聞かなくなりました。 R&Bやブルースのような黒人音楽のほうがカッコいいと思ったからです。 でも、全体を体系的に振り返ってみる「なんだロックか、、」とバカにできない、ただものではないことが分かります。 ペイジもベックもクラプトンも、そしてポール・コゾフもそれぞれがプロフェッショナルでした。

若い時って、余裕がないから目先のことで必死になります。 だから、全体をコンテクスト、つまり、脈絡を追って眺めるってできないものです。 そんな時に長いスパンで全体を見るようなアドバイスをしてくれる先輩や先生がいるといいですね。 親の役割だってそういうものなのかも知れません(ウチはもう手遅れですが、、、)。 

まぁ、他人の力を借りなくても何度もやりなおすことによって体系立てて見えてくる日が来ます。 ちょっと月並みな言い方かもしれないけど、「諦めない」って大事ですね。

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