それに、欠点が全く無い完璧を目指します。
アメリカや中国なんて欠点だらけですよ。問題があるのは当たり前、問題だらけの中から良いものをピックアップして前に進もうとします。たまには強引に。
日本は完璧になるまで前に進めません。問題が100%解決しないのに、余裕なんて見せたら総攻撃にあってボコボコにされてしまいます。私は「無駄とか余裕から魅力が生まれる」と言い続けているのですが、日本ではあまり受け入れてもらえませんね。だから長年日本にいなかったのかも知れません。
「しわけ」なんて簿記の世界の話(仕訳)かと思っていたら、政治の世界で人気があるようですね。理解不能です。
ギリシャ哲学の世界から、ヘーゲル、マルクス、そして毛沢東と、「矛盾」ということが論じられてきました。なぜでしょうね?
私は「人間なんて生まれてから死ぬまで矛盾との戦いだからだ」と勝手に納得しています。「矛盾をいかに解決するか」、「矛盾とどう向き合うか」が、人間そのものなのだと思います。
人間が矛盾そのものなのだから、人間が行う政治とか、特に、外交なんて矛盾や葛藤の塊のようなものでしょう。「遺憾だ!」と列島の中で叫んでもね、、、、。
無駄と余裕に大変に共感します。美術品や芸術は時間を越えて存在していますが、それらは余裕から生まれたり、作られた時は無駄だと思われていた物も多くあったのでしょう。
返信削除外交だけでなく、経済も企業経営も矛盾だらけですね。それを矛盾と思わずにやらないと競争力はでないです。