2010年11月20日土曜日

「バスに乗り遅れるな」の精神状態


どの国も「義」なんてなくなって、「利」ばかりを追究しているのでしょうね。それが、そもそもグローバリゼーションの本質です。アメリカや中国なんて典型ですね。 だったら、、、日本も? 「バスに乗り遅れるぞ」ってか?

論語と言うのは素晴らしい。江戸時代の藩校や寺子屋ではみんなが勉強したのですよ。

子曰、君子喩於義、小人喩於利

子曰く、君子は義に喩り(さとり)、小人は利に喩る。

孔子が言った。学徳ともにすぐれた君子と言われる人物は、物事の理にかなったこと(義)に敏感であり、 器量がない小人は、利益に敏感である

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3 件のコメント:

  1. 子曰く、君子は義に喩り(さとり)、小人は利に喩る。
    「利の極限迄の追求」。アメリカンキャピタリズムの本質。君子と小人との間に対話は、可能なのでしょうか?小人からの一撃に、君子は耐えられるのでしょうか?

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  2. 難しいですね。国の大小を問わず、アメリカも含めて、一つの国の価値は何か? その国にとって守るべきものは何なのかを問われているのでしょうね、たぶん。

    第一次世界大戦後に覇権を制しているイギリスと新興国のドイツがぶつかった。今のアメリカと中国かもしれない。成熟していない国は自分のことだけを考えウルトラナショナリズムに突き進む危険性があるのでしょう。

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  3. 最近のFTA,EPAとかTPPのニュースを聞いていて、本質的な部分の議論がないのだと感じた次第です。外交プロトコルを十分に理解しない日本にとって、他国とWIN-WINで交渉するのは気が遠くなるほど難しいことなのだろうと思います。

    動物の世界じゃないのだから、国が国民の生命財産を守り、国が国民のエージェントとして国家間の利害関係を調整する。これが近代国家の成立だと思いますが、日本はこのあたりから考え直す必要があるのかも知れません。「契約」の当事者である国家と国民の双方が「契約」の概念を理解していないのが今の日本なのでしょうね。

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