2010年4月28日水曜日

中国政府と日本政府は正反対

(全社ミーティングを行った上海郊外の太陽島リゾート)

中国という国は、胡錦濤主席をリーダーとする共産党トップ9人(共産党常務委員会)が国を動かしています。 リーダー陣が強力だから国民と距離を置くことができるのです。一般大衆の大部分は、中長期的に政府が、つまり、中国共産党ですが、何とかうまくやってくれて、豊かな社会を継続してくれると思っているようです。もし「loopy」がリーダーになると、ウルトラ格差社会で複雑な中国は、一夜にして崩壊してしまいます。

日本とは全く逆ですね。日本はご承知の通り、トップが loopy であろうが資質がどうであれ、一夜にして崩壊はしませんよ。 勿論、徐々に国力は減衰し、50年後は跡形もなく消え失せる可能性はゼロではありませんが、、、。一夜にして崩壊しないのは、日本人の穏やかな国民性と平均レベルの高さの賜物です。

「人を束縛して独(ひと)り心配を求むるより、人を放ちて共に苦楽を与(とも)にするに若(し)かざるなり」。

これは、福沢諭吉「学問のすすめ 第三編」の結びの一文です。政府が国民を束縛して国をまとめるよりも、国民に自由と責任を与え、国事を共に考えるべきであると言っています。 明治6年12月の福沢諭吉のサジェスチョンは、百数十年たった今の日本でも実現されていませんね。それは、「国事」と言っても「国」の存在が稀薄すぎて、何処にあるのか分からなくなっているからです。

トップが優秀で国民が従う中国型、トップは loopy でも国民の平均レベルの高さで持ちこたえようとする日本型、さて、みなさんはどちらがいいと思いますか?

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1 件のコメント:

  1. 私利私欲を排除し、公に奉公できる高潔なトップであれば、中国型は国民の支持を受けるでしょうが、普通の人間は、例え高潔であっても、権力を持てる地位でそれを維持するのは、普通の人間には期待できません。
    私の考えでは、今の日本に必要なのは、直接選挙でトップを選ぶことで、選ぶ過程も、十分に吟味できるような期間と仕組みを持つことです。日本は、大国になったわけですから、それに合わせた政治システムに変え、対外的に恥ずかしくない国になるべきでしょう。

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