2023年12月19日火曜日

倫理的主体を何に求めるか?

 

小池百合子氏の発言が狙うのは東京都知事選挙か国政か、永田町が見る3つの狙い…読売新聞政治部デスクが解説する : 読売新聞 (yomiuri.co.jp)


今は日本の倫理的な主体は何かを真剣に考える時でしょう。文部省の高等学校指導要領によると「公共(公民)」の範疇のようですが、実際は学校でどう教えられているのでしょう?

いつまでも学費の無償化なんかが議論の中心だと日本沈没はそう遠くはない。政治家や教育者には「教育の意義とは何だ?」と聞いてみたいものです。日本全体で問題山積ですが(他国との比較は置いておいて)、多くの問題は国民一人一人の倫理観にゆだねられているのです。いま大騒ぎしている政治家の裏金だか未記載の問題も倫理観の欠如と言えるでしょう。

宗教や哲学が精神的支柱にならない日本にとって、倫理的主体を何に求めるかを真剣に議論してもらいたいと思います。

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2023年12月15日金曜日

太宰治の三鷹跨線橋

https://www.yomiuri.co.jp/national/20231215-OYT1T50181/

下の写真は12月14日の夜明け頃です。誰もいませんね、、、。







2023年11月8日水曜日

映画『ゴジラ-1.0』

 

映画『ゴジラ -1.0』を観てきました。


ネットで映画の批評をいくつか読んでみました。世代によって見方が違うもんですね。監督・脚本の山崎貴は59歳、映画『永遠の0』の監督です。

私は私の眼を通して観ます。どうしても敗戦直後の Occupied Japan や1945年から令和の今に至る日本を意識しました。防衛だとか大義だとか卑怯だとか、、、。主人公が「戦争は終わらせる」といったのは、自分自身との闘いだった。

坂口安吾の『堕落論』(1946年)が思い浮かびました。戦争でゼロになっても、それは戦争に負けたからじゃなくて人間本来の堕落だ。日本や日本人が欠けているものだ、まだまだ堕ち足りない。もっと堕ちろと言っている。ゴジラは日本や日本人の人性を攻撃しているのかもしれない。山崎監督もインタビューで言及していますが、ゴジラをやっつけるということは、日本人に対する神の祟りを鎮めるということなのでしょう。

「日本や日本人とは、いつまでたってもお気楽なものだ。 むなしい人間関係の上に安眠し、社会制度や国際情勢というものに全身を投げかけて平然としている。 堕落のもつ性格の一つは孤独であると敗戦直後に言ったではないか。 だから、人間の持っている自然の姿(人性)に帰るためにも、もっと孤独になれ。 とことん堕落しろ! そして、 一人荒野を歩いて、そこから這い上がれ」(坂口安吾)。

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2023年10月17日火曜日

ながめせしまに

太宰治が愛した三鷹の跨線橋
12月には解体されるそうです。



 

人生色々人それぞれ。でも、年を取るって不可逆的な現実です。全ての人に平等なのです。


花の色は移りにけりないたづらに、わが身世にふるながめせしまに(小野小町)

絶世の美女といわれた小野小町の晩年(年齢不詳なので何歳の頃かわからない)、老いに対する心の葛藤を歌ったものです。「ながめ」をどこまで拡大解釈するかですが、過去の様々な出来事を思い出して、自分も「長く生きた(人生を眺めかえす)」と「長雨」をかけているのでしょう。

60代後半になると、小野小町の「花の色は、、、」の歌の意味が何となく分かってきます。美人薄命というのは美人が短命というよりは、美人である期間なんて、人生のなかでほんのわずかだという事です。男女ともに生老病死は不可逆的な現実です。

人生の目的は幸福の追求でもあるのですが、全く受動的な幸福は幸福ではないということです。思い出す経験をいっぱいしているほど老後は楽しくなる(人生を眺める)。その中から未来に伝えるべきものがあって伝承していけるといいですね。

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2023年10月15日日曜日

心得たと思ふは、、、

ギターって録音してみると、いかに自分が下手くそだかわかります。自分の頭の中だけでカッコよく弾けているだけなのです。ギターの弦は6本ですが、必要のない音を鳴らさないことと止める時に止まっているかがポイントです。

ビジネスのプレゼンテーションも同じです。余計なことは言わない。意味のないエーとかアーとかウーとか言わない。ギターもプレゼンもリズムが大事です。リズムのないプレゼンは内容に関わらず失敗に終わります。

私はリズム感がない。ギターもプレゼンテーションも死ぬまで上手にはなりそうもありません。しかし、若い頃に理解できなかった数々の問題点も漸く客観視できるようになりました。経験が経験になりつつあると前向きに考えています。

私は手遅れですが、10代のギター小僧も20〜40代のビジネスパーソンも自分のパフォーマンスを録音してみるといいですよ。

心得たと思ふは、心得ぬなり。心得ぬと思ふは、心得たるなり(蓮如)



2023年10月13日金曜日

謝念と邂逅


季節の風物詩。茨城の栗です。栗の鬼皮渋皮むきは一年に一度でも嫌になります。でも、後を引くほのかな栗の甘みを感じるには仕方がない。

若者(Z世代)の意識調査の記事がネットにありました。Z世代の約7割が日本社会の未来に「希望を感じていない」そうです。

理由は、「政治に期待が持てない」(56.7%)、「少子高齢化が進んでいる」(42.1%)、「自分の資産が安全ではない」(26.8%)、「格差社会により分断が進んでいる」(24.9%)、「利己的な人が多い」(19.2%)といった結果だそうです。

人生は謝念と邂逅と言ったのは昔の偉いお坊さんです(誰だか忘れました)。

「謝念」の気持ちはまず相手を理解し、相手の希望により添うことです。「邂逅」(encounter)とは、思いがけなく出会うことです。出会うのは人とは限らない。一生読める本であったり知識であったり音楽であったりその他の趣味であったりする。

今の時代は恐らく50年前よりも未来が見えにくい。今日よりも明日、明日よりも明後日が良くなるということが信じられない。そういった「縁(環境)」の中にいることは間違いない。だからこそ、ガバナンスやコンプライアンスのような新たにできた枠組みではなく、自分たちが歴史的に築き上げてきた社会の仕組みや、それを支える、それこそ「価値観」を重視する精神から学ぶべきでしょう。卑屈になる必要はないが、Z世代ももっと謙虚になるべきです(高齢者のパワハラと言われるでしょうね、、、)。

自分が50や60歳になれば、自分が30や40歳の時にいかに知性がなかったことに気づくものですそうじゃない中高年が多いのは問題ですが、、、。

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2023年10月12日木曜日

ギターの弦交換



4~5年ぶりでギターの弦を交換しました。5年も経つと弦の交換方法を忘れていました。結果、上の写真のように悲惨な状態になりました。クラプトンズ・チョイス(マーチン社製)という弦は安かったのですが(1セット 1100円)、5弦6弦の響きが今一歩に感じました。


ギターを弾くと自己の進歩の無さに空しさを感じますが、弦交換もギターを弾き始めた中学生の頃からやっているので大丈夫だと思っていても、謙虚に向き合わないと経験が経験でなくなっちゃいますね。

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